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４６話 ページ6
「ままぁー」
「おねえちゃーん」
「一緒にあーそーぼー」
キラキラと輝く空。
眩しい太陽。
子供達の暖かい笑顔。
「いーいーよー」
私は洗濯物を干し終わり、庭で遊ぶ妹弟のところに行く。
ここは孤児院。
私はここの長女として生きてる。
いつからだっけ…。
「お姉ちゃん？どうしたの？鬼ごっこしよ？」
「お姉ちゃんが鬼ー！！」
「キャー！！」
十をこえる人数が散らばる。
「まて〜！」
小さい子もいるのでかなりの手加減をして走り出す。
動き出した私を見て、さらに歓声が上がる。
「・・・・あ、この穴」
・・・・逃げ出せそう。
あれ？なんでこんなことを考えて・・・・。
逃げるってどこから？
・・・・・・・・逃げるって何？
「おねえちゃーん」
「・・・・ゴメンゴメン！まて〜！」
私は今日もこの庭で。
暮らしていくのだろうか。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：あんにん会長 | 作成日時：2017年5月8日 19時
