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渡辺side
「ねえ…!しょうた!!!!」
真下から聞こえる俺を呼ぶ声
ああ
初めて、こんなに爆発してしまったかもしれない
半分冗談半分本心であんなこと言ってしまった
なのに
「いいよ、別に。翔太のものになっても」
俺に途中まで脱がされている格好のまま起き上がって俺を包み込んできた
俺を突き放すこともなく、むしろ寄り添ってきて
「何度も言ってるでしょ?今の私がいるのは他でもない翔太のおかげ」
何だよそれ
彼女にそんなこと思われてたなんて知らなかった
だけど本当はわかってるんだ
彼女がわざわざ家に来て嘲笑うなんてするわけない
彼女の根からの思いやりだって
何もうまくいかなくて、むしゃくしゃしてたけど
何かが溶けてく感覚
渡辺「お前がいないのが辛い」
何億年かぶりに素直になった
久しぶりの彼女の温もりに、張り詰めてた心が緩んだ気がした
前のような関係には戻れない
そんなのわかってる
だけど
今日だけはそんなの忘れてそばにいて欲しい
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こばち(プロフ) - ゆあてゃさん» こんにちは!コメントありがとうございます☺︎そう言っていただいてとても嬉しいです!これからも守っていきます!!今後ともよろしくお願いします♡ (2023年3月6日 12時) (レス) id: 353107b017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあてゃ - こんにちは!初コメ失礼します♡ ̖́-こういう自分が推しを守ってあげられるようなお話が大好きなのでとっても嬉しいです!これからも応援しています-`📢✨️ (2023年3月2日 22時) (レス) @page30 id: 0c35d3b667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こばち | 作成日時:2023年1月26日 14時