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暗闇の中だけど月明かりでうっすら見える翔太の顔は、苦しそうな、寂しそうな、なんとも言えない切なさに包まれた表情をしていて
彼がなぜここまで追い込まれているのか、正直何もわからない
でも…もし今の翔太を救えるのが私なのだとしたら、
「いいよ、私は」
翔太の強い力から解放された私は状態を起こして向き合う
翔太に乱された服のまま、そっと抱きついた
「いいよ、別に。翔太のものになっても」
渡辺「…は、？」
「それで翔太が上を向けるのなら、むしろ嬉しい…でも、こんなふうになる前に言って欲しかった」
渡辺「……」
「何度も言ってるでしょ？今の私がいるのは他でもない翔太のおかげ」
渡辺「……」
「翔太が私を変えてくれたみたいに、私が翔太を助けたい」
渡辺「……A」
「……」
自分でもまともなことを言ってるとは思えないし、伝えた言葉のどれだけが翔太に届いたかもわからない
でも、伝えたかった
渡辺「叔父さんに…逃げられた。借金残したまま」
「え…」
渡辺「俺はさ、大学の金なんてもう払ってられる余裕ねえからソッコー辞めてさ、借金返そうとしてんの」
「……」
渡辺「家も、売り払われてた。俺に何も言わずに」
「そんな、」
知らなかった
絶対、もっと早く彼を救ってあげられる方法があったはずなのに
もっと早くここに来ていれば良かった
渡辺「…何よりさ、」
「、うん」
渡辺「お前がいないのが辛い」
「…翔太、」
体調を崩した日、気にするなと言って私を避けた
でもやっと本音のほんの一部が見えてきた気がする
今は、今日だけは気まずさとか全部忘れてずっとそばにいたい
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こばち(プロフ) - ゆあてゃさん» こんにちは！コメントありがとうございます☺︎そう言っていただいてとても嬉しいです！これからも守っていきます！！今後ともよろしくお願いします♡ (2023年3月6日 12時) (
レス) id: 353107b017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあてゃ - こんにちは！初コメ失礼します♡ ̖́-こういう自分が推しを守ってあげられるようなお話が大好きなのでとっても嬉しいです！これからも応援しています-`📢✨️ (2023年3月2日 22時) (レス) @page30 id: 0c35d3b667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こばち | 作成日時：2023年1月26日 14時
