【ヒプマイ】私の深い事情から察するに復讐は仲良くなってからの方がいい！！【山田一郎】【碧棺左馬刻】

36日目 ページ37

ピーピー！ピーピー！！

アラームがうるさくなった



突然だが今は夕方の2:00……ヨコハマに向かう時間だ


向かう時間と言っても最後の晩餐を食べる時間も含まれている

あー……何食べよう





…………………………………………の前に推しを拝もう



私は推しのグッズを胸いっぱいに抱きしめて幸せに包まれた

最後なんだからいいでしょ！


はぁ……可愛い……

じゃぁ推しを拝みながらなんか食うか！
えー……家にあるのはっ……


えーと…………あ、



カップラーメンおんりぃ……



まぁしゃーない！！カップラーメン食うぞ！



＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿


A「いただきマース！！」


ﾊﾟｸｯ


ん！美味いっ！さすがカップラ！

それに目の前には推しが……はうっ！

これは最高の晩餐では……



そんなことを考えながら推しの曲を聞いたりしながら食べているとあっという間だった


推しの曲を聴き、もう特に思い残すことは無い！！


ということで私の最後となる場所へ足を運んだ


─────
───


着いたぜっ！



約束の時間まで後30分程この時間はほとんど人が通らないらしい

というか奇跡なのだろうか

神様が「最後くらいは特別よ」とか言ってサービスしてくれているのだろうか


ヨコハマベイブリッジの柵から下を見る


ﾋｭｵｵｵｵと漫画だったら効果音が着いていそうなほど高い


A「わぁお……」


でもこの高さなら落ちたら即死だろう

即死なら別にいいか。一瞬だし一瞬！



暇だからまだ推しを堪能しとこう

私はイヤホンを取り出して音楽を聴き、スマホで推しの画像を拝んだ



「おーい！」


いやぁ……推しの声は素晴らしい


「おいって！」


なんでこんなに可愛いんだろう


「A！」

パシッと腕を掴まれた


A「あ、一郎」


一「お前……こんな所に呼んでどうしたんだよ」

音楽を聞いてて全然気づかなかったらしい
ごめんよ一郎



A「まぁまぁ……もう少し待って？」


きっと一郎は私に惚れている……多分
いや、勘違いだったらめっちゃ恥ずかしいけど


いや、でもね？
一郎さっきからソワソワして頬をちょっと赤く染めてる

あれ？俺告白されんの？的な心境だと思う


「おいっ！！」

あ、来ましたねあと一人

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