【ヒプマイ】私の深い事情から察するに復讐は仲良くなってからの方がいい！！【山田一郎】【碧棺左馬刻】

33回目 ページ34

え、なになになになに？唐突すぎてなに？！


あんな中学生みたいな奴がお兄ちゃん？え？嘘でしょ若っ！

背は……Aと同じくらい…？


だとしたら私の方が高いな

私？172cm


でかいでしょ？どこでこんな高身長の遺伝子持ってきたのかはわからないが……

多分お兄ちゃんへ行くはずだった身長が私の方に来たんだろうな



兄？「おーい？芽夢ー？」


芽「え、あ…なんスか…」


母「ふふ、かしこまっちゃって……芽夢、いつまで玄関でつったてるのよ
早く上がってお兄ちゃんと遊んでなさい」


芽「マジかよ」



遊ぶって私たちは何歳だよ
まぁいいけど


とりあえず私は靴を脱いで揃えて、自分の部屋に行って荷物を置いて。


お兄ちゃん(仮)の所へ



芽「……お兄さん…？」


兄？「おう！なんだ！？」


こいつ……くっっそ元気いいな
にしても私とざっと5cmくらい差ありそうだけど……


ほんとにお兄ちゃんですか？
え？


兄？「おいおい、そんなに困惑するな
拙僧は空却ってんだ！波羅夷 空却！お前と同じ苗字だろ？

お前がこんなにちっこい頃はよく一緒に遊んでやったのによぉ」


そう言って親指と人差し指を近ずけて小ささを表現する兄。

その大きさじゃ私ピーナッツ以下なんだけども



空「拙僧は名古屋に住んでんだ！今度遊び来いよ！」


な、名古屋！？

と、遠くないですか……


芽「……連れてってくれるならいいよ」


空「よっしゃ！決まりな！」


空却お兄ちゃんはテンションが上がったのか抱きしめてきた


あ、男の人だ


って思えたたくましい背中

何となく懐かしい気がした



存在すら、覚えてなかったはずなのに


人って不思議



空「なぁ、一郎の奴……元気か……？」


え、一郎って、あの山田一郎のことか？
名古屋にいるこの人がなんで山田一郎を？


空「昔、チーム組んでたんだ一郎と……最高だった。毎日が楽しかったぜ？弟と左馬刻と上手くやれてっかなぁ……」


芽「そうなんだ、一郎さんは元気だよ。前会った！弟とも上手くやってて左馬刻さんとは対立してるらしいけど」


空「ま！！？」


芽「ま。」


空「おぉ〜……一郎やるなぁ。流石拙僧が認めた男だ！！」


こんな感じで色々話してたらいつの間にか夜で、

明日Aにお兄ちゃん紹介しようかな
明日暇って言ってたし

この後お前も一郎と遊んだことあんだぜ？
と言われてあ、だからなんか変な感じしたのかって勝手に解決した

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