【ヒプマイ】私の深い事情から察するに復讐は仲良くなってからの方がいい！！【山田一郎】【碧棺左馬刻】

32回目 ページ33

芽夢Side


おはよーさんっと……
ゆっても、まだ7:00なんだけどね

Aは爆睡してる、

むに…ムニムニ
ふふ、ほっぺスクイーズみたい

A「ん……」

おっと……やば、A、朝起こすと機嫌悪くなるからな……

ピロンッ

私の携帯の通知音がなった

朝っぱらから誰だ……と思ったらお母さんからだ……


『朝早くにごめんね
今Aちゃんの家にいるんでしょう？
とりあえずこのメッセージ見たらすぐ帰ってくて下さいな』


って書いてある……が、どうしたのだろうか……


んー、でもAまだ寝てるしなぁ…
まぁ、置き手紙でもしてとりあえず帰るか

私は適当に置き手紙をかきあげ、荷物を適当にまとめ、家に帰ることにした

芽「お邪魔しましたー」


ガチャン


念の為、前から渡されてる合い鍵でAの家の鍵を閉める



タッタッタッ


私の家はすぐ隣。
小走りなんてすれば5秒もかからない



自分の家の鍵を取り出し中へはいる



芽「たでーまァ」


母「あ、おかえり！こんな朝からごめんね〜？」


芽「全然大丈夫！で、どうしたの？」


お母さんが「あーそれはね…」と言おうとした瞬間に奥から男の子？の声が聞こえた



どこか懐かしいようななんとも言えない声だ



「かぁーさーん来客かー？」


リビングの方からヒョコッと顔を出した赤い髪の男の子

中学生くらいに見える



芽「…………誰。」


母「あぁ、お兄ちゃんよ？」


芽「え？あの子年下じゃないの？」


兄？「あっ、お前が芽夢か！！？」

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