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21回目 ページ22

私の人生を狂わせるその日、芽夢はちょうど風邪を拗らせたようで学校を休んで新宿の病院に行っていた


なんでも、無理して数日間学校に来ていたらしい

私に寂しい思いをさせないために



芽夢が居ないとつまらないななんて思いながら家に帰って家の鍵を開ける


スカッ



開いている

鍵が開いている



その瞬間フッと1年前の記憶が走馬灯のように蘇ってくる



「お母さん!!」


と叫んで家に入るとそこには1年前の奴らとは違う


高校生くらいの…オッドアイの黒髪の男と
透き通った白い肌に白い髪、赤い目が印象的な男が


二人、立っていた




男達は私に気づいたのかこっちにずんずんと近ずいてきた



身長がまだ150くらいだった私には高身長の男達が恐ろしく感じた



「おい、去年俺の部下をやってくれた奴はてめぇか?」


とドスの効いた声で聞いてきた


私が「恐らく」と答えると男は続けて


「おめぇらのせいで俺たちがこの件の担当になっちまったんだわ。仕事、増やすんじゃねぇよクソガキ」


「アイツらビビっちまってここにきたくないの一点張りなんだ」


白髪はチッと舌打ちをし、周りを1周見回した


「今日は相棒は居ねぇのかよ?
はっ、じゃあ怖かぁねぇな!!」


と煽るように言ってきた


カッとなった私はいつもの冷静さなんて忘れて溝を1発殴った



白い髪の方の男に



すると「うグッ……」と腹を抑えた

黒髪の方は白髪を気遣いながら「てめぇ何しやがる」と胸ぐらを掴んできた



そして私の腹を1発


その拳はとても叶わないほどに力強かった


そのせいで私は気を失ってしまったのだ

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桜兎 - あの、その、語彙力無くてごめんなさい!最高でした! (2021年3月21日 0時) (レス) id: c371e4e48b (このIDを非表示/違反報告)
ASNARO(プロフ) - 面白かったです!!!何か好みかも。ざまぁみろが良かった!ということです! (2021年2月3日 16時) (レス) id: 1e09b42dc7 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - 胡蝶さん» 本当ですか!!嬉しいです!ありがとうございます! (2020年1月5日 19時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶(プロフ) - めちゃくちゃ私好みの結末で本当に読んでて楽しかったです!! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 9a04d31645 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございます!他の作品もそうなんですけどなんか終ご雑になってしまう悪い癖が……はい!お楽しみにm(_ _)m (2020年1月5日 16時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みなと | 作成日時:2019年9月11日 22時

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