【ヒプマイ】私の深い事情から察するに復讐は仲良くなってからの方がいい！！【山田一郎】【碧棺左馬刻】

20回目 ページ21

慌てすぎてドタドタとうるさくリビングへ向かってしまった

リビングへと何度か転びそうになりながらも到着する


ふっ、と前を見た


すると目の前には黒髪、黒目、黒スーツの全身黒まみれの男2人がたっていた



私はすぐに芽夢に連絡をした

『助けて、家に来て』と

芽夢は30秒もしないうちに来た



「どうしたの！？」と言って家に入ってきた



そして私たちのいる部屋に入ってきた


私は男達に何もされないはずもなく
胸ぐらを掴まれているところだったが……

まぁ、あれだ……男の急所ってやつ？を蹴ってだしゅつした



そこで察しのいい芽夢は目の前の状況を見て全てを察したらしく

2人で母を安全な鍵のかかる場所に非難させた



男達は
「おじょーちゃん達お兄さんの仕事の邪魔しないでよ」
「お母さん思いでかっこいいねぇ」

などと言っていたが、芽夢と私は勿論聞いていない



私が的確に作戦を立て、2人で実行する


いつも、吹っかけられる喧嘩と同じように

言わば私達は最強だとブクロの一角では囁かれるほど

私たちのコンビネーションは最高だった



「3.2.1.0」と2人で数え、男達に殴り掛かる



私は囮、芽夢は全力で殴りにかかる



男たちは計画的で見た目とは裏腹な力を持つ私たちに参ったのか家から逃げ出してしまった



一旦、事が終わった私達は母を部屋から出し、事情を聞いた


母の口からは「ヤクザから金を借りた」と告げられた




それから1年が経ち、私達は平凡ないつもと変わらない毎日を過ごしていた


だから忘れていたんだ……1年前のあの出来事を

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