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14回目 ページ15

変「はは、可愛い……キスしていい?するね?」


チュッ


A「んっ、ふぅ……ッア、」



まさかのDキス
息!息出来ないって!!苦しいぞ!!





グイッと私が変態兄さんの体を押すと、
股の間に入っている兄さんの膝が擦れてもう、自虐した


A「ん、あッ!」


変「、!!可愛すぎでしょ、俺我慢できなくなっちゃった……」



これからは皆さんも想像できる

カチャカチャとベルトを外す音が聞こえる
やっべこれ終わったな
半分自分のせいだわ

と諦めながら私は一筋の雫を目から垂らした



「A!!?」


あぁ、どこからか聞き覚えのある声が聞こえる


幻聴かな?



「A!!!大丈夫か!?」


幻聴かと思っていたその声はどうやら現実なようで
グイッと変態兄さんと私を剥がしてくれた




A「……一郎?」



その声の主は一郎だった

一郎は変態兄さんを私から剥がした後すぐに私を強く抱き締めた

かと思えば今度は変態兄さんの胸ぐらを掴んで1発ガっ!と殴った


一「おいてめぇ……こいつに何しようとした!!」


変「ヒッ!えっ、えっと……」


一「おい、なんもねぇわけねぇよなぁ!?」


変「ゆ、許してくださ…ごめんなさ、い」


一「あ?許してだぁ?お前、何に大して謝ってんだ」



一郎くんはすごく今怖い
左馬刻さんと喧嘩してる時よりもずっと


冷静に返しているようにも見えるが顔と声の低さから激おこなのが伝わってくるのだ



一「チッ……二度とブクロに足を踏み入れるんじゃねぇ……」


変「は、はい!!!」



変態兄さんはそそくさと裏路地から逃げていった


ブクロに足を踏み入れるなって、もしブクロに住んでたら引っ越さないといけないよね
可哀想に



A「いちろ……ありがと、」


一「ッ!!ほんとに……心配かけてんじゃねぇよ…間に合ってよかった、」


A「……なんで私がここでこんなことされてるのわかったの?」


一「あぁ、さっき女が店に息を切らして入ってきたもんだからすぐに理由と場所を聞いたんだ……そしたら被害に遭ってたのがAだったんだよ」


A「……あの女の人か…」


一「お前、もうこの時間帯に路地来るな……また、なんかあったら怖ぇだろ、」


A「わかった、そうするよ…」



その日は大人しく家に帰った









が、私は気づいていなかった、変態兄さんに襲われている時のシャッター音に

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設定タグ:ヒプマイ , 山田一郎 , 碧棺左馬刻   
作品ジャンル:その他
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桜兎 - あの、その、語彙力無くてごめんなさい!最高でした! (2021年3月21日 0時) (レス) id: c371e4e48b (このIDを非表示/違反報告)
ASNARO(プロフ) - 面白かったです!!!何か好みかも。ざまぁみろが良かった!ということです! (2021年2月3日 16時) (レス) id: 1e09b42dc7 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - 胡蝶さん» 本当ですか!!嬉しいです!ありがとうございます! (2020年1月5日 19時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶(プロフ) - めちゃくちゃ私好みの結末で本当に読んでて楽しかったです!! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 9a04d31645 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございます!他の作品もそうなんですけどなんか終ご雑になってしまう悪い癖が……はい!お楽しみにm(_ _)m (2020年1月5日 16時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みなと | 作成日時:2019年9月11日 22時

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