12、寝れねぇ…… ページ13
左馬刻Side
案の定俺たちは同じベッドで寝ることになった
気づいたばかりだが好きな女を隣りにして寝るのには相当な勇気がいる
……クソッ寝れるわけねぇだろ
Aはもう爆睡だちょいちょい寝言で
「左…馬刻く…ん」とか言っているから可愛い
俺様のモノにしてぇ…………
なんて純粋なガキみたいなことを考えていると目が冴えてしまった
アルバム_____
なんでアルバムのことを思い出したかはわからない
でもそこになにか俺に言えない秘密があるのではないかと気になってしまった
秘密は知られたくないものを隠したり知られないようにすることを指すが
好きなやつのことはなんでも知っていたい
お前らも思うだろ?←
左「……寝れねぇし見に行ってみっか」
そう小さな声でつぶやき、本棚へ向かった
電気をパチッとつけて部屋に入る
左「……これか」
埃をパッパと払ってそっとページをめくる
するとやっぱり白髪で傷だらけの俺……
俺はあることに気がつく
目が…右だけ…黒い……?
なんでだ…?俺は両目とも赤だろ?
俺はページを勢いよく開ける
これもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれも
ぜんぶ…………
俺の中で情報がグルグルと回る
右目…?………あいつの眼帯は「右目」
何か関係があるのか?
A「……左馬刻くん?」
左「なっ…………」
Aが起きた
あんなに爆睡してたのに
A「何……してるの?」
左「…わり、起こしたか?」
A「水飲みたくて起きただけだよ」
話を流し、俺はそっとバレないようにアルバムを戻す
でもそんな努力は意味がなかった
A「アルバム……見たの?」
左「…………おう」
もう隠せないと悟り俺は大人しくYesと答えた
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作成日時:2019年5月4日 20時