81、お願い事 ページ37
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「落ち着いたかい?」
『…はい、すみませんでした…。』
「大丈夫だよ、それに鼻血の原因は動きすぎて体が着いてこられなかったからだと思う。」
『ならまだ良かったです。』
「流石の僕でも興奮して鼻血出すなんて変態家に置いときたくないよ」
「嘘つけ」
「そりゃ嘘だけど」
体育館にある教官室で休ませてもらう。
この部屋は少しごちゃごちゃしていて何となく居心地もいい。
出してもらった水に口をつけつつ、2人の様子を見ていると…
あれ??なんか距離近くね??付き合ってる???これ後ろから頭押したらキスすんじゃね???え、やっていい?!
殺されそうなのでやりませんが!!
でも事故から始まる恋っていいと思いません!?事故チュー!!!
私が興奮している間に夏油さんが私が鼻血を出す前の出来事を簡潔に話した。
五条さんは、ほえ〜成長したねぇ…凄いや!とおちゃらかして特に気に触った様子もなく話している。
推しってなんでこんなに存在が愛おしいんだろう貢ぎたい。
「A」
『はい夏油さんなんでしょう!!私は別にやましいこと考えてなんかないですよ!!』
「おっと、今の短時間でなにやましいことを考えていたんだい???」
『すみませんでした事故チューから始まる恋の可能性を考えていました。』
「なるほど…?じゃなくて、お願いごとふたつに増やしてあげるよ」
『…!?……え!!本当ですか!!』
「今日頑張っていたからね。ご褒美。」
今、私と夏油さんの前に五条さんが座っている状況なのだが……私たちが私たちにしか分からない会話をしたからだろうか。
明らかに2人用のソファに五条さんが間にグイッとネジ入ってきた。
「なになに?僕を差し置いてなに楽しそうなことしてたの!!」
『今日頑張ったら夏油さんがどんなお願い事でも聞いてくれるって約束をしてくれて……!』
「ほーん?なるほど?んで、Aは何をお願いするの?」
何を、と聞かれて”なんでも”という都合のいい言葉が頭をよぎる。
バニーコスプレ、呪霊の空中散歩、今後の猿呼び、セクシーポーズ写真撮影、推しカプ撮影、女装、893パロ、高専時代コスプレ、お捻り、短髪、ツインテール
あれ、2つじゃ足りないな??
『げとさん、1つ目、お願いを10増やすって言うのは……』
「A???????」
『すみませんなんでもないです。では1つ良いですか?』
「何かな?」
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京 - 新話だ〜!ありがとうございます!神様!(?)更新頑張ってくだせぇ!完結まで頑張ってください! (2022年3月28日 22時) (レス) @page48 id: 6fe2820daa (このIDを非表示/違反報告)
黒猫。(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!楽しく拝見させて頂いてます!リクエストなのですが、高専女子でお買い物に出掛けて欲しいです!完結まで応援してます! (2022年2月16日 20時) (レス) id: abf8c53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 呪術師の闇を見た気がする… (2022年2月12日 1時) (レス) @page41 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
セル(プロフ) - 雪さん» わ〜!!!ありがとうございます(号泣) そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!!(´;ω;`) (2022年2月4日 20時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 起承転結なんてなくていいです!(おい)キャラの口調も全然うまく書けてるから大丈夫だと思います!いつも楽しませてもらってます!! (2022年2月3日 21時) (レス) @page35 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みなと | 作成日時:2021年12月31日 23時