いつか彼を好きになります！

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あれから、わたしが1番気になってたこと






街で見かけたけんとくんとあの女性





あの綺麗な人はけんとくんのいとこらしい







しかも海外暮らしのお方…






だからスキンシップは挨拶のようなもんなんだって









そう、完全なるわたしの勘違い





…恥ずかしすぎる







あぁわたし何してんだろって情けなく思ってたら







『俺がAと身内の女の子以外に



触れることはまずないね』








『でもおかげでAの気持ち知れたし




これもこれでよかった』








うんうん、と一人で納得してる彼









『いやぁ、でも嫉妬で気持ちに気付くなんて




今までどんな恋愛してきたの』









「っヒィ」







いきなり腰にけんとくんの手がまわって





ぎゅっと引き寄せられる









あなたが初彼です、





なんて言えなくて……なんか恥ずかしいし。






は、ははぁ〜って笑ってごまかしてみる









『まぁいいか、これからはずっと俺のもんだし』









『大好きだよ、A。』









ポッと火照っていくわたしの顔






赤面症じゃないはずなのに



こうも熱が一気に集まるとは。







なんせなんの経験もないのだから



どう対応すればいいのか分からない…









ほら、Aは？ってぐっと顔を近づけられて






わたしの言葉を待つけんとくん









「…す、すき、、です」






えーい、言っちゃえって思った割にたどたどしく







でも距離が近いおかげで聞こえたみたい







『あーほんと可愛い





これから先が思いやられるな』









「ひゃっ」







いきなり、ちゅっと頬にキスされた






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