いつか彼を好きになります！

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今日の放課後は奈那とカフェでおしゃべりの予定





そのカフェは奈那が行きたいところに連れて行ってくれるらしい


たのしみ







奈那「よーし、着いた！」




あ、ここ前インスタで見たところだ



映えるって有名な(笑)





2人でお店に入った瞬間

奥から男性が歩いてきた




奈那「風磨〜きたよ」





フウマ？！奈那からさっき聞いたばかりの名前


奈那と彼氏の出会いの場…カフェ！



繋がった






「ねぇ奈那ここって…」




奈那「そーう！今日もここ来たくてA誘った！」




風磨「どうも、いつも奈那がお世話になっています

Aちゃんだよね？」




「あ、はい」





奈那「今日はさ〜自慢のAを風磨に会わせたくて連れてきた！」





そんなさらっと会わせてくれるんだ(笑)



いやでもこれは奈那との信頼の証だよね





とりあえず座って、と風磨さんから促され2人で窓際の席に座った







「かっこいいじゃんいい人そうだし」




奈那「でしょ〜？わたしよりも5つ上なの」




「5つ？！結構離れてるんだ」




奈那「そうそう。でも彼めちゃくちゃ愛してくれてもう大好き」




はいはい、惚気話入りました〜





奈那「しかもね、このカフェの店長なんだよ

親から引き継いだカフェでリノベーションとか色々
改築してまた一から始めたの、すごいでしょ」





へぇ5つも上は大人だなぁ

このお店もお洒落で風磨さんらしい







風磨「今日は2人とも来てくれてありがとな


これ、サービス」





と机に置かれたケーキと紅茶





「いえ、いいですよわたしまで…

払います」





奈那「いいんだって〜わたしが連れてきたんだし

この子甘え下手だから」





風磨「今日は俺からのサービスだから気使うなよ、な？」





「じゃあ…ありがとうございます」





風磨「ん。

奈那ちゃんもちゃんとお礼言えるかな〜」




奈那「は！わたしだって言えるし！

ありがとうございまーす」




風磨「ふは、えらいえらい」




奈那の頭をくしゃっと撫でてキッチンへ戻っていった






「……」





奈那乙女な顔してる、恋する奈那可愛いぞ








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