103.全員集合 ページ14
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〈雅紀side〉
「ったく。水くせぇじゃん」
「へ？」
顔を上げると、そこにニノが立ってた。
その後ろに、翔ちゃんと松潤も。
みんなして紅白の白い衣装着てる。
「なななななにしてんの！」
「だって、 智くんが仕事のないやつ全員集合って(笑)」
翔ちゃんがそう言って眉毛を下げた。
「俺なんて斗真と飲んでたのに！」
松潤がちょっと酒臭い息でこぼす。
「まあ、俺はゲームしてただけなんだけどね」
ニノがふふんと鼻を鳴らした。
「小林くんとAさんのお見舞いサプライズじゃ、来ねーわけにいかないじゃん？」
翔ちゃんが口の端をクイッと上げて「ね？智くん」って大ちゃんの肩に手を置いた。
「んじゃ、いっちょ行くかぁ」
その大ちゃんが立ち上がると、全員が後について歩き始める。
カツーン、カツーンって足音が誰もいない廊下に響く。
それがまあ、自分たちで言うのも何だけど、すんげぇカッコよくて、なんか…ほら、パズドラのCMでアンドロイド役やったじゃん？
あんな感じ(笑)
素直に嵐ってすげぇ！！って思った。
雅「そーいえば、衣装どしたの」
智「伊藤ちゃんが全員分、用意してくれた」
二「いやぁ、あの人、さすがだよね。見た目、妖怪だけど」
潤「それじゃあ、あんまりだろ。せめて温水さんにしとけよ」
翔「それじゃ、温水さんが妖怪ってことになんねぇ？(笑)」
そんなどうでも良い会話をしながら、エレベーターに乗り込むと、先客がいた。
インターン風の若い医者2人。
目をまん丸にして俺たちを見てる。
「………」
余りの緊張に耐えきれなくなったのか、1人のインターンが口を開いた。
「あ、のっ」
嵐全員の視線がそちらに向く。
「ドッキリかなんかですか…」
「いーや、お見舞い」
ニノがしれっと答える。
「えええ、その格好で！？」
「いけない？」
「いや…いけなかないですけど…」
「なに」
「目立つなぁって」
「まあね(笑)」
ニノとインターンの会話を黙って聞いていると、目的の階に到着した。
「南館ってここ？」
松潤がもう1人のインターンに聞くと、そいつは黙ってコクコクと頷いた。
「さんきゅ。あ」
「は、はいっ」
「悪いけど、SNSはやめてね(笑)」
松潤が笑いながらプレッシャーをかけると、2人がもげるんじゃないかってくらい頭を縦に振った。
「いっちょやるか」
松潤がスマホをパチパチ操作する。
次の瞬間、One Loveのイントロが流れ始めた。
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かおりん(プロフ) - ぴらさん» お引き立ていただき┏○)) ｱｻﾞ━━━━━━━━ｽ！緩とお楽しみ下されwww (2017年4月8日 9時) (
レス) id: 3fa5474337 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - はーんいいわぁ。もう読むのを止められない。でも仕事行って来る笑。ときめきをありがとう！ (2017年4月8日 8時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - (名前)tawaさん» うちの旦那も私にべた惚れですが？←そうじゃないwww (2017年2月10日 20時) (レス) id: 3fa5474337 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)tawa(プロフ) - 「この人がベタ惚れなの」って言われてみたいですよねぇ〜*\(^o^)/*良い言葉が聴けた！ (2017年2月8日 2時) (レス) id: 9a032c209a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - Naoさん» うふ、私は次の「困らせたげる」もなかなか気に入っておりますw (2017年2月7日 23時) (レス) id: 3fa5474337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおりん
| 作成日時：2017年1月16日 21時
