その2 ページ6
こんな汚い部屋見せなくて済んだし、ご飯だって頑張って用意したんだから。
そう言おうと してたんだよ。
錦「もうええよ」
「はい?」
錦「オレ、結構無理してここまで来たねん。新幹線代やってバカにならんし、仕事の後でヘトヘトやのに…やのにA居らんし、待ってる間何やってるんかわからんようになってしまった」
「だからそれは前もって言わないからでしょ!」
錦「急にバラシになったんやもん!電話でぇへんし!」
「メールすればいいじゃん!!」
───ダンッッッ!!!
「……あ。」
二度目まして、壁ドンさん。騒がしくてごめんね。
錦「…………、いっぺん帰るわ」
「え、あ、大阪まで(汗)?」
錦「ホテル泊まる。Aヒートアップすると話にならんし?……今度はメールするから」
「う、ん」
バタン
きっかけはさておき、言い合いをしていた空気は一瞬でさめやって。朝になる前には私から亮にごめんなさいのメールを送れていた。下らないことですぐ怒って、本当に私はバカだ(でも半分くらいは亮も悪い!)
ガチャリ
朝、いつもの出勤タイム。
いつもゴミを持って私よりも少し出るのが遅いお隣さん。今日もパーカー被ってちょっと恐い。でも今日鍵を閉める間に距離を詰められていることには、気づかなかった。
大「なあ、どういうつもりなん?」
ビクッ
振り向けば、結構大きいお隣さんとドアの間に挟まれていた。顔の横にはごみ袋…ってこれまた別の意味の壁ドンっ!!!手のひらでなくて腕で囲まれて、かなり近いです。
大「毎晩毎晩、でかい声で…聞かされるこっちの身にもなれや」
「ああ、すみませ……んぅっ!…………へ///???」
大「気になんねん///彼氏も関西弁やし、遠恋してんの?電話では楽しそうにしてるし、かといえばケンカもしまくってるし…」
「そっち////?!宴会じゃなくて?」
えっと、ストーカーですか?いや違うか、壁が薄すぎるんだ(汗)突然キスされたこととか、色々重なってよくわからなくなった。
大「あぁちょ、上目遣い止めて…//」
「いやアンタがこの体勢にしたんでしょうが」
大「ほんっっま口悪いな!何でオレこんなん好きになったん!」
「だから私彼氏いるからっ////」ムカッ
それはおいおい何とかするわ。とりあえず…好きやから。覚えておいて?そう言い捨てて走り去る隣人を、私はこれからどうすれば?
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こあ(プロフ) - イオリさん» んだべー?消えてまったのです!!アレ即対応ありがとうございます♪ (2016年11月8日 7時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
イオリ(プロフ) - うえっ?!横山さん消えてる(><)読んだやーん!またおっとこまえなん待ってまーす!アレも、もう少し待ってくださいね(笑) (2016年11月8日 6時) (レス) id: 3ec8398290 (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - みゆきさん» オッケーです!私好みになってしまいますが♪多目に投下しますね~☆ (2016年10月29日 23時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 村上くんです。紫さんのお話を読んで『むふっ』ってなりました! (2016年10月29日 23時) (レス) id: c2567f5f2d (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - みゆきさん» お好みは誰でしたしょうか?いつでも教えてくださいねヽ(^○^)ノ (2016年10月29日 3時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こあ | 作成日時:2016年10月20日 2時