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実習 ページ43
五条side
そろそろ力もついてきたし
明日実地試験でもしようか
そんな事を考えながら寮の共同スペースへ来てみるとソファに体操座りをして考え事をするようにぼーっとしているAの姿を見つけた
五「おっ、帰ってきてるね！
丁度いい！お知らせがあるよ！
明日！遂に呪術実習をします！
この2ヶ月間で君がどれくらい出来るようになったか試すよ〜
まあ実地試験みたいなもんね！
猪野君と行ってもらいます」
「………分かりました」
…？何か様子変だな
テンション低いのはいつものことだけど…
今日は友達と会うって言ってたから少しは元気だと思ってたんだけど…
疲れただけかな…？
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翌日
変わらずAの様子が可笑しかった
大丈夫か……？このまま実習させて…
猪「うぉー！すげー建物！」
猪野君はいつも通りか
五「今回は廃校になった学校ね
座学でも伝えたけど学校は呪いが溜まりやすいから
気抜いちゃだめだよ
はい、これ呪具ね」
猪「おし！行くぞ雨夜」
「あ…っはい」
五「さて、帳を下ろすよ〜〜
くれぐれも死なないように」
思ってたよりも初めての実習にすんなり行ってくれたのはいい事
少しごねると思っていたから
ただ…あの様子じゃ…
何かしでかさないか少し心配だ
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作者名：はなり | 作成日時：2021年2月26日 12時
