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生きる ページ24
五条side
「いいんです、もう7年も前の事ですし
夜蛾学長のせいじゃありません
兄が呪霊に負けて…勝手に死んだだけです」
_____勝手に死んだ
その言葉がどうも引っかかった
アイツは勝手に死んでいない …
いや…Aは呪霊と戦って死んだと思っている
絶対に帰ってくると言われて
ずっと待っていたAからしたら…
約束を破って勝手に死んだと思われても仕方ない…
夜「状況からしてこの言葉は必要ないと思うが
彼は最期まで抗っていた…君の為にな
君は生きなさい、暖の為にも」
夜蛾学長は俺より冷静だ…
そうだ、アイツは最期まで抗っていた…
アイツは最期までAの為に…
お互いに執着しているのは確かだ
さっきの言葉はAも寂しかったから出た言葉で、本心ではないだろう
「…1級…の凄かったお兄ちゃんが死んじゃったのに…正直私なんかがこの呪術界で生きれるか分からないですけど…最強の先生もいるので…頑張ります」
辿々しいが彼女なりの言葉
とりあえず頑張ってくれそうで良かった
五「ふふ…ッ任せなさい！
それにその凄いお兄ちゃんに呪われてんだから！
だいじょーぶ！」
この呪力量は…今の所心配することはないかな
Aに危機があれば暖が出てくる
夜「もう行け、悟」
五「はいはーい」
夜蛾学長、少し丸くなったよなー
いや、暖の妹だから…気にかけてるだけか？
五「じゃ、早速授業始めよっか！」
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作者名：はなり | 作成日時：2021年2月26日 12時
