【呪術廻戦】彼女が闇堕ちする前に【五条悟】 (ページ22)

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制服ページ22

あれ…泣いてる…？

五「君、寝てる時いつも泣いてるの？」

ﾋﾞｸｯ

眠る姿勢のまんまベッドの足元を見ると

五条さんが座っていた

五「や、おはよう

2度寝しようとしてるとこ悪いけど

そろそろ面談の時間なんだよねぇ

つっても、あと5分くらいしかないけど」

「………………………………………」

目を擦り、iPhoneを付けると

表示された時間は

10時23分

丁度HRが終わったくらいか

五「朝弱い系？」

仕方なく身体をモゾッと起こし口を開いた

「………弱い系です」

五「ハハッ素直でよろしい

制服届けに来たよ！」

「……五条さんいつ来たんですか？」

五「んー？さっき」

「……………………そうですか」

面談何時からか聞いてなかったな…

聞かない方も悪いけど……

部屋に来たならもっと前に起こしてくれればいいのに

でも、五条さんはお兄ちゃんじゃないし

私ももうそんな子供じゃない

そんな甘えた事言ったら駄目だよね…

そんな事を考えながら後5分しかないので

ベッドから起き上がり髪を適度に解かす

五「今もっと前に起こせよって思ったでしょ」

「……………………思ってないですよ」

五「いや思ってないなら即答してよ～

ほんっと分かりやすいなぁ～

てか、その五条さんもさ、おかしくない？

僕、君の先生だよ？」

確かに…ずっと五条さんって言ってたかも

なんか先生っぽくないし…

あれ

でも猪野先輩は五条さんって呼んでたよーな

「…………猪野先輩が呼んでたので」

そう言って制服に手をかける

五「あ～彼が1年の時

まだ僕教師じゃなかったからね

言ったでしょ、君が初の生徒って

…てか、何普通に着替えてんの？」

「……見られても困らない着替え方なんですけど

ダメですか？」

スウェットの袖だけを脱ぎ

スウェットの中で器用にワイシャツを着る

五「見られても困んないの？」

「私は別に困らないです」

五「へぇ、最近の子は器用だね」

あれ、部屋から出るかと思った

出ないんだ

あ、私が困らないって言ったからか

とりあえず服は全て着れたし、髪も梳かした

こんなものでいいかな

五「うん、似合ってるね」

「変わった制服ですね」

五「制服は自由にカスタム出来るからね」

ブレザーは今までの高校のと違って

学ラン仕様になっており、丈は少し短い

スカートは少しタイトになった
ボックスのプリーツスカート

こちらも前の制服に比べて少し丈が短め

はぁ…面談か…少し緊張するな