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大「俺、部活やめるわ」
錦「は！？なんでやねん！？」
大「もう…思い出したないねん。この半年の俺の濃い思い出は、全部あの部室に染み付いてる。…思い出すだけで…心が苦しなんねん」
錦「なに言うとんねんっ！少しの希望でも信じないんか？そんなお前弱いやつちゃ…「うるさいっ」
大「もうええねんっ、アイツはきっと俺らのこと思い出せへんっ、アイツはまた…新しい生活を始めるんや」
錦「ほんならまた会えば良いやんけ…Aとまた、曲、1から作り直せばええやん」
大「亮ちゃん、俺はな？もう二度とAちゃんをこんな辛い目に合わせたないねん。亮ちゃんが少しの希望を…たった少しの希望を信じるんやったら、反対はせぇへん。けど俺は…もう…あんな辛い思いしたないんや」
錦「ちょっ…大倉っどこ行くねんっ！」
大「…さよならや」
＊＊＊
ミル「ねぇ、A。歌歌うの好き？」
A「ん〜、まぁ、好きだよ？」
ミル「じゃあさ…歌い手好き？」
A「うん、結構」
ミル「そっち側の人間になってみない？」
A「は？」
ヒナ「いいんじゃない？新たな思い出づくりに！」
サヤカ「いいかも〜」
ミル「じゃあ、決定ね！」
A「…ま、いっか！」
こうして、長い時をかけて
まためぐり逢うのである…
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作者名：にこまるんるん | 作成日時：2019年5月16日 22時
