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その後のことはあんまり覚えてへん
なんか…前田に約束されちゃいけんこと約束された気ぃするな
記憶があるのは…大倉に話しかけられてからや
大「亮ちゃん…ちょっとええか？」
そういって会場の外に出される
錦「なんやねん、急に」
大「俺は…今のAが好きや…お前はどうなん？」
錦「…は？」
大「丸から聞いた…Aはかなり傷ついとるって。俺の店来た次の日、何が起こったんかは知らん。けど丸が言うには…どんどん日に日に表情が曇ってってたらしいねん。」
錦「…お前は何が言いたいんや」
大「…一生守るんやなかったの？」
錦「…」
大「俺は…逃げない亮ちゃんを信用して逃げたんや。Aは次いつ記憶を飛ばすかわからへん。もう体制ができてもうてるから。この前、気ぃ失ったんも「なにかを失う」って言うパニックから来てるって言う説もあるらしいで？ …なぁ、なんで？ なんでお前は嘘をついたん？ 亮ちゃんが隣にいとったら…Aは苦しい思いせんかったと思うで？」
やっとわかった
ずっと逃げてたって
知られてないっていうのが怖くて
錦「…じゃあ、お前が守れば良かったんやないの？」
大「なんでやねん。」
こんな無責任な奴に…なんで自分にとっても大切な人を任せようとするんや
大「なんで、あん時向き合わなかったやつの願いを叶えさせようとするんや。お前、無責任やな笑」
錦「…！？」
大「ちゃんと『逃げない』ってあん時決めたんやろ？もうあん時には戻れへん。変えられへん。責任とってぇや笑」
丸「そういうこっちゃな笑」
ミル「大倉先輩かっくいい〜！」
錦「…いつから聞いとったん？」
丸「最初から♪」
ミル「ちなみにAは酔いつぶれてるよぉ〜笑 これも錦戸先輩のおかげで笑」
大「もぉ、丸から『Aは亮ちゃんに気ぃある』って聞いた時、本当に泣きそやったぁ(泣)」
錦「えっ…ほんまかいな！？」
ミル「しかもちゃーんとあの時の楽譜とってあるもんね笑」
うそやん…泣きそうやぁ…
大「A、ルックスいいから早よせえへんと、他の奴に食われてまうかもよ？笑 例えば俺とか笑」
錦「いややっ」
丸「ここからが勝負なんやからな？ ほな、行くでっ」
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作者名：にこまるんるん | 作成日時：2019年5月16日 22時
