▼28 ページ31
ア「ここでぇ〜す♡」
連れてこられたんは…ちょっと小洒落たフレンチの店
…俺的には隣の焼肉屋がええねんけど笑
ア「ずっとここ来たかったんですよぉ♡ やっぱり錦戸さん、お洒落な店にいると映えますねぇ〜！」
錦「映えるってなんやねん笑」
ア「なんかぁ、大衆食堂？とか人の家とかよりもぉ〜こっちの方が似合うなぁって♡」
錦「なんやねん、それ笑」
ア「あ、写真撮りましょ♡」
女と2人で飯食うんの…あん時以来やな
全くテイストちゃうけど笑
ア「はいっ、チーズ！…綺麗に撮れたっ♡」
そう言って誰かに送っとる
錦「誰に送ってるん？ まさか丸とかやないやろな？笑」
ア「違いますよぉ〜笑 錦戸さんにも送っておきますねっ♡」
いちいち♡つけてくるんはうざったらしいけど…
前みたいな苛立ちはないな
こういうんのも…たまにはええか
ア「…既読スルー笑」
＊＊＊
〜丸山side〜
丸「なんやねん亮ちゃんのやつ〜」
ミル「まさか…乗り換えちゃうとかないよね？」
丸「亮ちゃん…」
こっちは10年前からこんなに応援してきたんに…
もう怒り通り越して、悲しいわ…
さっき、みてもうたん
となりのフレンチ屋さんに…
亮ちゃんと前田が入っていくんのを…！
確かに、Aちゃんにとってはこれまでに関係のなかった人として記憶されてるから
仕方ないってなるかもよ？
だ・け・ど・！
亮ちゃんは違うやん！
ちゃんと諦めずに来て、やっと掴んだチャンスやんか！
こんなあっさり手放してまうん？
ミル「…勝負は忘年会だね」
丸「そやな」
ミル「…もし、ここで先輩が引いたら…大倉先輩はどうするんだろう」
丸「…」
大倉、『逃げた』とか言ってごめんな
ちゃんと向き合ってるんは…今は大倉かも知れへん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にこまるんるん | 作成日時：2019年5月16日 22時
