ドンヘ ページ46
A:ドンヘさん…
抱き締めた僕に少し驚いたようだ
ドンヘ:Aさん、悲しい顔はしないで…Aさんは笑っていて。何があっても僕が守るから…
そう伝えるとAさんは、僕の腕を握り返してきた
A:ドンヘさん、辛いこと、苦しいことも二人でです。
本当ならもう僕に理性なんて残ってはいない
本当ならめちゃくちゃに抱きたい
だけど、壊してしまうことが怖くて
愛し過ぎて、大切過ぎて…
こんなにも怖い程の愛を知るなんて
ドンヘ:それなら、苦しいことも、辛いことも隠さないで…
そう言いながら僕は頬にだけキスを落とす
A:はい…
小さく答える、その声さえ
僕にしか聞こえなければいいのになんて
思うのは
本当に狂わされてしまってるのかもしれはいな…
A:あの…お休みっていつまでなんですか？
ドンヘ:休みは一週間だけど、こっちには5日間いるつもりだよ
Aさんから離れたくないのを我慢して、再び向かい合って座る
A:わぁ…一週間も？！良かったぁ…
ドンヘ:良かった？
A:はい。だって…毎日、毎日、本当に仕事が大変だなぁって感じてたので。少しでも、ゆっくり出来るなら。体を休めてくださいね！
ドンヘ:日本にいる間…
A:はい？
ドンヘ:ここに泊まってもいい？
A:え…はい…
ヤバい…そんな顔見せないで…
恥ずかしそうに、はにかむ笑顔なんて…
僕の心臓は一緒にいる間、もつのだろうか…
ドンヘ:良かったぁ…ダメかもとも思ってたから
A:でも、荷物は？
ドンヘ:ダメだったらと思って、ロッカーに入れてるから取りに行くよ
A:私も一緒に行きます
ドンヘ:外は寒いから
A:たまにしか会えないから…少しでも一緒にいたいんです
似たような台詞は何度も過去に言われてるのに…
Aさんからの言葉は全然違うものに感じる
ドンヘ:それなら風邪ひかない格好で
僕は自分がしてきてたマフラーをAさんの首にグルグルと巻く
マフラーを巻きながら…
あぁ…これがマフラーなんかじゃなく特別な鎖で、このまま彼女をずっと僕のそばから離れられないように出来たら
なんて、考えてしまう
A:マフラー私がしちやったらドンヘさんが寒いですから
ドンヘ:大丈夫！これなら寒くないから
玄関で靴を履き、僕はAさんの手を握った
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優勇 - みちゃん23さん、ありがとうございます。しれっと新しい話もどこかにあります笑面白いかは分からないですが。良かったら、そちらも読んでみて下さいね！ (2020年12月22日 23時) (
レス) id: 7855a67037 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん23(プロフ) - 優勇さーん、連続更新嬉しすぎます！私、どの作品も楽しみにしてるんです！新しい職場で体調も心配です、無理なさらずに。いつまでも楽しみに待ってます！ (2020年12月22日 20時) (レス) id: a18d2ecabe (このIDを非表示/違反報告)
優勇 - みっちゃん23さん、久々に更新出来ました。何だろう私…職場を変わってから体調ばかり崩してます笑楽しい職場なのに。そんな時は妄想でチャージです笑 (2020年12月21日 20時) (レス) id: 7855a67037 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん23(プロフ) - きゃー優勇さん待ってました！親友への気持ち、ドンへに対する気持ち、どちらも分かります！続きが気になるー！でもでも仕事も体調も大切です！無理なさらずに。私はいつでも待ってます。 (2020年11月24日 20時) (レス) id: a18d2ecabe (このIDを非表示/違反報告)
優勇 - みっちゃん23さん、更新中々出来ずにすみません。仕事も復帰し体力が中々…でも頑張ります！ (2020年11月24日 17時) (レス) id: 7855a67037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年2月2日 1時
