ドンヘのラブストーリー

ドンヘ ページ3

ドンヘ:ねぇ〜早妃？

早妃:何？

ドンヘ:早妃がいつも話すAさんってどんな人なの？

僕は早妃に膝枕をしてもらいながら尋ねた…

早妃:A？どうしたの急に？

ドンヘ:いつもAさんの話聞いてて、仲がいいんだなぁって思うから

本当それだけだったんだ…
特別興味が強くあるとか
そういう事ではなかったんだ

早妃:あっ！会ってみる？

ドンヘ:会う？

早妃は僕の頭を撫でながら言ってきた

早妃:そう！今夜夕飯に誘ってさ！

ドンヘ:そのAさんは、僕の事は？

早妃:僕の事？

僕の仕事はSUPER JUNIOR…
一応芸能人ってやつだ

早妃:あぁ！SUPER JUNIORってのは知ってるよ！ただ、SUPER JUNIORは知らない

ドンヘ:日本語の意味が…

早妃:アハハ！SUPER JUNIORって仕事をしてるのは知ってるけど、ミーハーな娘じゃないから、SUPER JUNIORは知らないよってこと

ドンヘ:そうなんだね

SUPER JUNIORを知らない人かぁ…
まぁ、皆が皆、芸能人やK-PoPに興味あるわけじゃないしね

早妃:Aが好きなタイプを芸能人で聞くとだいたい俳優の名前が出るよね。アイドルとかじゃなくて…

ドンヘ:俳優かぁ…

早妃:早速、Aを夕飯に誘う連絡してくるね！ちょっと頭どいて

ドンヘ:はいはい。分かったよ…

せっかく膝枕してもらってたのに…

早妃は楽しそうに電話をかけている

早妃のあの笑顔が見れるなら
膝枕のお預けぐらいいいか！

早妃は電話の途中で僕を見て
OKって合図をした
どうやらAさんが来ることが決まったようだ
きっと早妃は買い出しにでるって言いかな

早妃:A来るって！よし、そうとなれば買い出し！

ドンヘ:アハハ。思ったとおりだ！行こうか！

ソファーから僕は立ち上がり
上着を手に取る

早妃:ドンヘが一緒だから、重いのも買えるからラッキー！

早妃はよく表情が変わる
そしてコロコロとよく笑う
でも、華やかな雰囲気もあり
そんな一面に惹かれたんだ

ドンヘ:了解！何でも持ちますよ！

こうしてAさんを迎えるべく買い出しへ

この時はまだ
僕の気持ちが狂わされるなんてまだ…
知るよしもなかった

私→←私

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す