交差する世界＿前編【呪術廻戦】【文スト】

八話＿悪戯＿ ページ9

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＿＿＿＿ポートマフィアに加入し、一週間が経過した。

現時点では暗殺等の任務は来ず、書類仕事が主だ。
　



とはいえ何もしなければ腕が訛りそう。

そんな訳で筋トレは欠かさず、あと戦闘要員の人と手合わせをしたりで埋めている。

然し悟や傑と比べてしまい、あまり動かした気になれなかった。





けれど思っていたよりは自由に楽しくやっている。

呪霊がいないのもあるかもしれない。
何せあんな気持ち悪い見た目した奴がうようよいたら気分も下がるものだ。

　




……そして現在。太宰君と"相棒"である中原君に悪戯を仕掛ようと画作中。



　因みに中原君とは面識がある。首領がある程度の人に知らせておいて呉れた様だ。

尾崎さんという女性とも顔合わせをした。迚も母みを感じた。




　中原君と初めて会ったのはマフィアに加入した翌日。

廊下でばったり出くわし、太宰君と口論を続けていたところ私に気付き、「手前が例の……」と思い出したように呟いていた。



　
その後、私から名乗り軽い挨拶を交わした。

久方振りの常識人との出会いでお互い安堵。

少しの労りの言葉を掛けた。第一印象は良好。
でも悪戯はする。



　
太宰君？面白くないのかムッとした顔で会話に割り込んできた。

だから……まぁ、強制終了という形で終えた。




其れだけの期間しか彼と話はしていないが、中原君は根本が良い人だと判断した。



否、マフィアに"良い人"と云うのは可笑しいか。でもちゃんとしてるんだよなぁ、中原君。
部下を大切にしてるって所とかも伝わってきたし。
　

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