二十八話 ページ29
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＿＿＿＿＿……そこまで判るとは。
正直、少し彼を侮っていたかもしれない。
「……別世界…"異世界"とかって信じますか？」
「「！」」
異世界、その単語を聞いた瞬間、彼等は何かを思い出したように貌を見合わせた。
……若しかして。
「森医師から話は聞いていた。別世界から来た者が居る、と」
「一寸気になってたんだよね〜、真逆此処で会えるとは思ってなかったんだけど」
「……首領ー…ある程度云って貰う様に伝えたけど……」
首領……貴方どんだけの人に私の事云ってるんだ。
それともこの二人とマフィア、何か関係があったのだろうか。
「私達は武装探偵社の者だ。私が社長、そして乱歩が社の要である探偵社員である。」
「僕達とマフィアは一応ヨコハマを守るっていう共通の役目があるからね、重要な事柄は回ってくるんだよ」
「嗚呼……武装探偵社の事は一応説明を受けました。
私情が挟まって少し偏ってるかもしれませんが」
武装探偵社。社員全員が異能力者で構成された……変人揃いの集団。
首領からは「福沢殿が……」とか「与謝野君が……」とか、主にこの二人を中心にして探偵社のことを教わった。
其れを云えば両方納得した声を漏らし、序に不満を零していたが。
「まだ与謝野さんのこと云ってるのあの人」
「いい加減懲りて欲しい処だが」
…"与謝野"さんに纏わる不祥事があったのだろうな。
多分首領に百、非がある感じで。
「なんか……うちの首領がすみません」
「否、貴君が悪い訳では無かろう。……森医師に些か振り回されている様だからな」
はい。振り回されてます。それはもう迚も。
……と、全力で肯定の意を表す。人使い荒いんだよなあの人。
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よんこいち(プロフ) - らなさん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉励みになります…載せて良かった…本日も更新致しますのでどうそ宜しくお願いします〜！ (6月1日 18時) (
レス) id: f9c9e5d141 (このIDを非表示/違反報告)
らな - コメント失礼します…！！文ストと呪術のクロスオーバー大好きなのでめちゃくちゃ読んでいて楽しいです！！内容もしっかりしてて本当にすごいです…！更新楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (6月1日 17時) (レス) @page17 id: e0fbbf9247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よんこいち | 作成日時：2023年5月29日 21時
