9.大丈夫？ ページ10
fkｻｲﾄﾞ
「…あ！あー！だ、だから俺、みんなのことしってたんでやんすね！」
…やんす？
「もしかして、2年B組の佐久間大介？」
「そうでやんす！何で知ってるでやんすか？」
「俺の友達の弟でB組の奴がいるんだけど、そいつが俺の弟のクラスにはアニメオタクがいるらしいって言われてさ。」
「なるほど！だから知ってたでやんすか。」
「そうそう！
て事は、俺より一つ下だな！」
「え？！1つ年上？」
「あ、気ぃ使わなくていいぞ！
俺たち生徒会メンバーも年齢関係なく過ごしてるから佐久間もそれでいいぞ！
俺の事はふっかとか呼んでくれればいいからさ！」
「なら遠慮なく、ふっかよろしく！」
「おう！よろしくな！」
「あのさ、そこだけで話進めるのやめてくんね？」
「、！悪ぃ照！」
「いや、いいけどさ。
まぁとにかく、よろしくな佐久間。」
「よろしく！照！」
「笑ノリいいなお前！」
その後、俺を筆頭にみんなも佐久間と話し始めた。
特に康二とはうるさい同士波長があったらしく楽しく話してた。
阿部ちゃんは翔太に説教食らってるけど笑
「てか、佐久間と亮平は何でここにいて、俺たちのこと呼んだの？」
そうそう、俺も気になってた。
流石ロイヤル舘様だな！
翔太は“亮平から連絡きた！みんなちょっと俺に着いてきて！”って言って、みんな阿部ちゃんが突然部屋から出てって心配してたしついてったんだけど…
「…それは、えっ…と、」
佐久間の返事が歯切れが悪い。
どうしたんだ？
「えっと、佐久間が怪我してたのを見つけて、俺が無理矢理保健室に運んだんだ！」
半ば無理矢理話に入り込む阿部ちゃん。
まぁ、事情があるのかもしれないから聞かないけどさ。
「そう？なら佐久間は怪我の手当した方がいんじゃない？
俺こう見えて、保健委員長だから。」
「え？そうだったっけ？サボりだけに使ってる形だけの保健委員長が？貴方？」
茶化してくる照を無視して佐久間の手当を始める。
…結構酷いな。
よくよく見れば、なんか古傷も見えるし。
「あの、してくれたのは嬉しいけど、もう大丈夫だから！」
そう言って無理して笑う佐久間。
それを怒られながらも心配そうに見つめる阿部ちゃん。
てか、翔太がちゃんと伝えてくれれば良かった話なんだけどね？
「おけ、これだけ貼ってから終わりにするわ。
佐久間、無理すんなよ？」
「！分かったでやんす。」
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にゃんこ(プロフ) - まるめさん» コメントありがとうございます(*´ω｀*)初めて書いた作品だったので不安でいっぱいだったのですが、そう言っていただけると書いて良かったって思えます！更新はできる限り毎日したいと思っています。これからも楽しんで読んでくれたら嬉しいです！ (2020年5月31日 11時) (
レス) id: 9fa0c803b8 (このIDを非表示/違反報告)
まるめ(プロフ) - 初コメ失礼します！男子校の姫の阿部ちゃん、良いですね！めめが護衛っていうのもまた…(≧▽≦)このお話大好きです。更新を楽しみに待ってます！ (2020年5月30日 21時) (レス) id: 1093df9400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんこ | 作成日時：2020年4月17日 0時
