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何か沸騰している怪しい液体を飛貴に近づける蒼弥。明らかに怪しい(笑)
「涼!飛貴が時間止める前にこれ飲ませて!」
「えー、仲間を殺すのはちょっとなー、」
「死なない死なない。息を止められる時間が伸びるだけだって。…たぶん。」
「多分って言っちゃってんじゃん!」
蒼弥の時間だけを止めて、蒼弥の持っていた瓶を叩き割る飛貴。
「うわー、悲惨だねぇ。」
「っえ、ちょ!」
時の流れを戻されて気づいた蒼弥が地面を見るも、時すでに遅し。
うわ、粉々ー
ーーーーーーーーーー
「雄登、能力俺にかけて!ほら!」
「いや、でも、」
「大丈夫!一瞬かけてよ!傷は直樹に治してもらうからさ!」
涼の言葉に、直樹が非難の声を上げる。
「え!?またアレするの!?」
「来い!」
雄登の能力もコピーしようと、能力をかけてもらおうとする涼。
本当は、アレやめて欲しいんだけど。
「い、いきますよ、」
雄登が涼の左手を氷で覆い、即座に溶かすも凍傷になりボロボロの涼の左手。
「ん゛ぅ!、いっ、てぇ…、」
「もう!」
直樹が涼の左手の周りを両手で囲むと、付近がぼんやりとした緑色になり、みるみるうちに治っていく。
「はぁ〜、痛かった…、直樹、ありがとね」
能力が使えるか試してみようと、一回目を瞑って集中した後、手を伸ばして近くにあった木を黒い氷で凍らせる涼。
「よっしゃ、成功!」
涼が氷を溶かすと、腐ったようにボロボロと崩れた植物。
「、あ」
「うわ、涼くん、森林破壊だよ」
「なんの罪もない木が……。」
長らく自分の能力と付き合って生きてきた雄登と違って初めて能力を使う涼は力を調節できず木を枯らしてしまったようだ。
「ちょ、分かったから!」
掌を下から上に返すように右手を柔らかく動かすとすくすくと生えていく木や花。さっきまであった木よりも立派な木が伸びていく。
「はい!これでいいでしょ!」
「相変わらずすごい能力だねぇ」
「その植物の能力使うこと多いよね」
「ま、施設の時ちょっとね」
「ふーん」
瑞稀と雄登の能力のミックスー!とふざけながら黒い氷でできた鎧のようなものを纏った炎の鳥を出現させる涼。
「あ、だめだ!氷の重さで鳥潰れちゃう!」
「本当はそうやって能力の使い方無限大なのに、破滅的にミックスするセンスないよね。」
「瑞稀ヒドイ!」
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青翠(プロフ) - マエルさん» 了解です (2018年9月20日 6時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 遅くなって全然かまいませんのでお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 途端に泣き止む2人。涼君達は心の中で拓音君まじでありがとう!状態。拓音君が能力でヘリを出し操縦しておおはしゃぎの3人と、ぐったりしてる拓音君にお茶を出す涼君をお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 拓音君曰く蓮音君も朝のニュースをみて、ヘリに乗ってみたくなったらしく、朝からヘリ作ってとうるさいから作ることにしたそう。2人も多分乗りたいってなってる気がして誘いに来た (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 2人は半泣きで乗りたい〜と連呼困りはててると拓音君と蓮音君が地団駄を踏んだり、床を転げ回る半泣きの2人をみて、涼君にまさか2人もなの?と聞く。 (2018年9月19日 22時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青翠 | 作成日時:2018年8月19日 9時