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「ほらな!」
能力使わない系の優斗、俺、直樹、一世、龍我と能力を普段から使いたい大昇、飛貴、龍斗、蒼弥、雄登で分かれる。
「雄登!お前、氷早く戻せよ!」
飛貴と雄登の小競り合いが今日はエスカレートしていて、嫌な予感がする。
「まあまあ、2人とも、静かにしろって、な?」
まばたきをするくらいの時間で植物により拘束されている雄登と飛貴。
「お前ら、言うこと聞かないなら放り出すぞ?」
今みたいにね?とにっこり笑う涼。普段おっとり優しい人ほど怒ると怖いというのはみんなの共通認識だ。
「それ本当反則だよね、」
「体験した能力コピーできるとかずるーい!」
「でも、全能力完璧に使いこなすことはできないから、広く浅くって感じだぞ」
大昇や一世と話しながらも雄登と飛貴を拘束し続ける涼。
「外してよー!」
「ごめんなさい、」
「能力を喧嘩には使うなよ。普段ちょっとくらい使うのはしょうがないけど」
「ちょ、涼!なに言ってんの!」
俺が怒っても涼はケロッとしている。
「ちょっとくらい使っちゃうって!それに俺たちほぼ毎日訓練してるから関係なくね?」
う、と俺が困っている間に拘束を解いて、何事もなかったかのようにご飯を食べ、食器を片付けるみんな。
「喧嘩に能力使っちゃダメなのきつくなーい?」
「俺的には嬉しいかも。みんなすぐ喧嘩で傷作るじゃんか」
「申し訳ない」
「俺今日は街で買い物してくるー!」
「食料ないしね、」
「街は政府が見張ってることもあるから気をつけろよ」
「了解!」
大昇と龍我、龍斗と優斗の4人は買い物へ行くことに。
「能力は出来るだけ使うなよ。」
「あと、戦闘になっても最小限の犠牲で止めること。」
「敵が能力者じゃなかったら頭でも一発殴って気絶させとけば大丈夫!」
「はい!」
残った俺たちは出かけた4人を心配しながらも、俺の仕切りで訓練を始める。
「もうヤダ!」
「どうした、直樹?」
「瑞稀くん!一世の能力がぁ、」
一世の能力で地面の中から這い出てきた死体。なかなかエグい見た目で、全力で離れる直樹。
「しょうがないじゃん。俺の能力これだもん。」
「うー、気持ち悪い、」
「まあまあ」
ーーーーーーーーーー
「やだー!なにそれ、明らかに怪しいじゃん!」
「飛貴、大丈夫だって!最悪直樹にどうにかしてもらおう。」
「だいじょばないじゃん!」
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青翠(プロフ) - マエルさん» 了解です (2018年9月20日 6時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 遅くなって全然かまいませんのでお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 途端に泣き止む2人。涼君達は心の中で拓音君まじでありがとう!状態。拓音君が能力でヘリを出し操縦しておおはしゃぎの3人と、ぐったりしてる拓音君にお茶を出す涼君をお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 拓音君曰く蓮音君も朝のニュースをみて、ヘリに乗ってみたくなったらしく、朝からヘリ作ってとうるさいから作ることにしたそう。2人も多分乗りたいってなってる気がして誘いに来た (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 2人は半泣きで乗りたい〜と連呼困りはててると拓音君と蓮音君が地団駄を踏んだり、床を転げ回る半泣きの2人をみて、涼君にまさか2人もなの?と聞く。 (2018年9月19日 22時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青翠 | 作成日時:2018年8月19日 9時