日常 ページ6
瑞稀side
『いいよ、瑞稀、大丈夫だから、』
『でも、っ、』
『いいから、早くっ！』
『う、いくよ、！』
『あ、ゔあああっ！！』
家族のような存在の彼が顔を歪めて苦しんでいる。彼の腹には自分が放った炎が燃えていて、瞬時に消すも腰には火傷痕が残り、崩れるように倒れこむ。
ーーーーーーーーーー
「っ、！はぁっ、はあ…っ、…、夢、か、」
未だにあの時の夢を見る。もう五年も前の話なのに。嫌な夢を見て汗でぐしゃぐしゃになった服から着替え、リビングへ降りて行く。
「お、瑞稀くんじゃーん！おはよ！」
「大昇、朝から浮いてんじゃねぇよ！」
「へいへい」
しょうがないなぁ、と言いながら地面に降りてきた大昇の頭を殴り、涼の方へ向かう。
「涼っ、」
ギューっと力尽くで彼の身体を抱きしめる。
「ちょ、痛い痛い！なに、また夢見たの？」
もう気にすんなよー！と鼻を摘んでくる涼の服の上から火傷痕に触れる。
「直樹の能力で治せたらよかったのに…。」
「ごめんね、俺の能力、もう治ってる傷の痕は消せないみたいで…」
「あ、ごめん！別に直樹を責めたいわけじゃなくて、」
話をしていると、飲んでいた水を吐き出す飛貴。
「ゔっ、、龍斗ー！また毒水にしたでしょ！」
「弱いから大丈夫大丈夫。悪くても失神するくらいだから」
「困るわ！」
マイペースに大量の毒水で飛貴の周りを包んでオラオラと嫌がらせをする龍斗。
と、次の瞬間には飛貴が別の場所から龍斗の頬を摘んでいた。
「もう、また能力使ったの！？」
「ねぇ、今回はどれくらい時止めてた？」
メモを取り出して能力についてのデータを取る蒼弥に苦笑いしながら、今回は3分くらいだよ。と答えている。
わざわざ能力使うなって何回言ったらいいんだよ…。
「ねぇ、ご飯にしようよぉ、」
可愛い最年少のおねだりに、みんな大人しく席に座る。
「蒼弥の肉でかくない！？」
「能力だろ！出来るだけ使うなっつってんのに！」
「えー、」
「使うのは訓練の時だけ」
「雄登、普段そんな使えない能力だからって嫉妬しないでよねー」
「は！？」
雄登の能力で凍った飛貴の席と、素早く移動して龍我の後ろに隠れる飛貴。
「お前も使ってるじゃん！」
「飛貴がルール守らないからだろ！」
「ねぇ、雄登に襲われる！優斗くん助けて！」
「え、俺普段使わない系だから雄登たちの味方です」
.
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青翠(プロフ) - マエルさん» 了解です (2018年9月20日 6時) (
レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 遅くなって全然かまいませんのでお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 途端に泣き止む2人。涼君達は心の中で拓音君まじでありがとう！状態。拓音君が能力でヘリを出し操縦しておおはしゃぎの3人と、ぐったりしてる拓音君にお茶を出す涼君をお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 拓音君曰く蓮音君も朝のニュースをみて、ヘリに乗ってみたくなったらしく、朝からヘリ作ってとうるさいから作ることにしたそう。2人も多分乗りたいってなってる気がして誘いに来た (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 2人は半泣きで乗りたい〜と連呼困りはててると拓音君と蓮音君が地団駄を踏んだり、床を転げ回る半泣きの2人をみて、涼君にまさか2人もなの？と聞く。 (2018年9月19日 22時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青翠 | 作成日時：2018年8月19日 9時
