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「勿論だよっ!」
涼くんと大昇がご飯を作っていると、好奇心が隠しきれない様子で6人に話しかける龍我。
「あ、あのっ、能力ってなんの能力なんですか?」
「ん、あー、俺は、大胆不敵な発明家〔ラジカル・インベンター〕だよ。あ、名前は拓音です。」
「俺は優希!白い裏切り〔ホワイトダリア〕の能力者だよ!」
「俺は耀生、死の聖歌〔デス・キャロル〕だよ。」
「俺はドクターV〔ドクター・ヴァイラス〕の能力者の龍だよ。」
みんなの能力の内容も聞いて、楽しそうなみんな。
蒼弥くんは、特に興味津々。
「そーいやなんで急に脱走したの?」
瑞稀くんがのんびり聞くと、あっさり答えてくれるみんな。
「拓音くんの目を奪う計画があったみたいでさー」
「ブラコンの蓮音がキレちゃって。」
「俺たちも拓音くん好きだし、あの時能力者俺たちしかいなかったし…、タイミングが良かったんだよねぇ」
「ふーん、」
みんな色々な事があるんだな、と思って顔を伏せると拓音くんの大声が聞こえてくる。
「あ!、そうだ、隠れ家作ろうと思ってて、…ここらの近くに作ってもいい?」
申し訳なさそうに聞いてくる拓音くんだけど、断る理由なんかないよねぇ。
「もちろん、いいですよ!」
「あ、土地更地にした方が良いよね?俺植物退けて来るわー、大昇、キッチン任せて良い?」
「うん、大丈夫だよ!」
涼くんと蓮音くん龍くんが場所の下見に行って、拓音くんは設計図を書いたらそれを具現化できる能力らしいから、設計図を書いている。
パッと涼くん達が帰ってきて、更地にしたよーと声をかけて来る。
「オッケー俺も書けた!」
「俺、見に行きたい!」
「俺も!」
蒼弥くんと飛貴が言うと結局みんな行きたがって、料理が一通り終わった大昇も含めてみんなで行くことになった。
涼くんと優斗くんが一緒に能力を使う事で17人一気に移動できて、やっぱりすごいなーと思う。
「よし、拓音くん、やっちゃって!」
瞬きをする程の時間であっという間に現れた家。場所は俺たちの家から結構遠いけれど、まあ優斗くんの能力を使ったら一瞬だよね。
「すっげー!研究したいっ!」
キラキラした目で見つめる蒼弥くんに、少し腰が引けている拓音くん。
引かれてますよー(笑)
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青翠(プロフ) - マエルさん» 了解です (2018年9月20日 6時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 遅くなって全然かまいませんのでお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 途端に泣き止む2人。涼君達は心の中で拓音君まじでありがとう!状態。拓音君が能力でヘリを出し操縦しておおはしゃぎの3人と、ぐったりしてる拓音君にお茶を出す涼君をお願いします (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 拓音君曰く蓮音君も朝のニュースをみて、ヘリに乗ってみたくなったらしく、朝からヘリ作ってとうるさいから作ることにしたそう。2人も多分乗りたいってなってる気がして誘いに来た (2018年9月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
マエル - 2人は半泣きで乗りたい〜と連呼困りはててると拓音君と蓮音君が地団駄を踏んだり、床を転げ回る半泣きの2人をみて、涼君にまさか2人もなの?と聞く。 (2018年9月19日 22時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青翠 | 作成日時:2018年8月19日 9時