I’m glad that I met you.

きらい、すき［ゆとはし］心愛華？さんリクエスト ページ17

・一般人
・高校生



優斗side



「ゆーと、」



俺の部屋に遊びにきてた、恋人の橋本くんが急に俺の名前を呼んだ。



「なあに？」



「昨日の子誰？」



昨日の子？あー、あの子か。



「１年生だってさ。告白されちゃった！」



橋本くんは普段ヤキモチ妬かないタイプだからどんな反応かな、と覗き込むとなんの反応もなく、ふうん、とだけ言ってる。



「あの子髪の毛とか手とか全部細いし、ふわふわしててさ。女の子のフワッとした匂いだし可愛い子だったなぁ。」



またチラッと様子を伺うと、雑誌を読みながら、よかったね。って言ってくる橋本くん。



しばらく無言の時間が続いて、橋本くんが小さく声をかけてきた。



「……ゆーと、その子と付き合うの？」



「は？」



「だって、可愛い子だったんでしょ？」



顔をあげて俺の顔を見てくる橋本くんの目は○んでいて、こんなときだけど可愛いな、と思う。



「俺なんか、髪の毛も手も細くないし、可愛くないし、っ、ふわふわしてないし、いい匂いなんてしないしっ、」



言っている途中で遂に泣き出してしまった橋本くん。



俺のことが好きってことが伝わってきて頰が緩む。



「ごめんね、俺、ヤキモチ妬かせたくてあんなこと言った。」



抱きしめると、ビクッと震える身体。



「俺が好きなのは、橋本くんのこの茶色がかってる髪。思ったよりプニプニしてる手。がっしりしてるように見えてちょっとムチムチしてるのを気にしてるとことか、大好き。」



橋本くんの髪に頭を埋めて息を吸い込む。



「この、シャンプーと汗の混ざってる匂い。興奮する。」



「……ばか…きらい。」



「ほんとに？」



「…大好き…。」



俺の体を強く抱きしめて離さない橋本くん。



「顔上げて、可愛い顔見せて？」



「やだ…可愛くないし。絶対グシャグシャだもん。」



さらに抱えるように強く抱きしめる。



「…かーわい。大好き♡」



耳元で囁くと、パッと離れて耳を抑える橋本くん。思った通り真っ赤で、愛おしさがこみ上げてくる。



ヤキモチも照れた姿も見れて、最高！でも泣いてるのは見たくないから、これっきりにするね？





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



微妙な感じになってしまいました…。



これからたまに絵も描くかもしれません。



絵のリクエストも、描けるかどうか分からないですが一応募集してます^ ^

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