I’m glad that I met you.

変化［さくはし］ ページ13

涼side



「はしもっちゃん！付き合って！」



「「「「は？」」」」



急にそんなことを言い出した作ちゃんに、俺らの楽屋は大混乱。



「は？、え？」



「作ちゃんはしもっちゃんのこと好きだったの？！」



「ううん。ちょっと前に好きになった。」



「ちょっと前っていつ！？」



他の３人が質問ぜめにするのを見ながら、キョドキョドする。え、聞いたことないよ。



「W○NK UP見てからかなぁ。」



「なぜ！？なんかあったっけ？」



「てかメッチャ最近だな！」



「優斗の考えた俺に合う子が、はしもっちゃんに当てはまるなぁと思ったら目で追い始めちゃって。」



４人で雑誌を開いて見てみると、
・年上でお姉ちゃんタイプ

・作ちゃんが自由だからそれをかわいいなって思える、器の大きい人

・作ちゃんは趣味が多いからその趣味をいいねって共感できる人

・キレイな人

・作ちゃんはめっちゃ食うから、料理がうまい人



「橋本くんだ…。」



「めっちゃ当てはまってる…。」



いや、そんなことないよって笑いながら言うと、距離を詰めてめっちゃ近い距離で見つめて来る作ちゃん。



「やっぱりきれいだなぁ。はしもっちゃんしかいないよ！付き合って？」



さっきまで不審がってたメンバーも茶化してきて、取り敢えずB少年のところに避難。



「もつ兄どうしたの？」



「あー、金指ぃ、癒されるわー。」



金指を抱きしめながらさっきあった事を言うと、爆笑しだす浮所と大昇。



「やっぱ作ちゃん超面白いwww」



「いいんじゃないすか？付き合えばww」



満更でもないでしょ？って聞かれると、頰が熱くなってくる。



「あ、橋本くん真っ赤ー、図星だー！」



B少年の楽屋からも出て行こうとすると扉を開けた時誰かにぶつかった。



「あ、すみませ、…さ、作ちゃん。」



「はしもっちゃん、いきなり言ってごめんね？」



シュンとした作ちゃんを見ると、かわいそうになって頭を撫でる。



「ごめんな？俺も驚きすぎた。」



「これからは毎日告白するから！」



前もって言ったら大丈夫でしょっ！って自信満々に言う作ちゃん。そういう問題なのか！？





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みずはしも美味しいけどさくはしが大好物。

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