お礼 ページ7
・ハイハイ侍のお互いの呼び方分かんない…、
龍斗side
飛貴と優斗がこの前ミッションを達成して得てきた金貨を、俺と涼と一世の三人で情報屋のみんなに渡しに行くことになった。
いつも好意で色んなことをしてもらってるから、せめてものお礼にね。
「みんなによろしくね！」
「俺も行きたかったんだけどなぁ」
みんなに送り出されて、涼の作った植物の籠に乗る。
「一瞬で移動するのもいいけど、こっちのが楽しいしね！」
「俺、これ大好き！」
ニコニコと笑う一世は、籠を抱えて涼が羽を広げて飛び始めるときゃあきゃあと大声を出す。
「うわー、街がめっちゃちっちゃい…！」
下を見ながらはしゃいでいると上から聞こえてくる涼の笑い声。
「そんな喜んでくれるならこの能力も捨てたもんじゃないなー！」
「、？、涼の能力すごい良いじゃん！」
「…、まぁな！」
あまり街の人に見られないように情報屋の店の裏に降り立つと、俺たちの乗っていた籠をしゅるりとほどき消す涼。
「入るよー？」
店の裏口から入るとドンっと何かがぶつかってくる。
「いった、、何やってんの、大光」
「あ、龍斗！久しぶりー！」
おらおらっと体をぶつけてくる大光を避けていると、矢花と笑い合ってる一世。
かなりここのみんなにも馴染んだな、と嬉しくなる。
「おー、久しぶり。今日はどうしたの？」
大輝がやってきて、涼が金貨の入った袋を渡す。
「これ、いつものお礼に！飛貴と優斗が頑張ってくれてさ、多く入ったから！」
ズシっと重い袋を渡すと中を覗いて、ワタワタしだす大輝。
「うわ、こんなにいいわけ？」
袋を覗き込んだ大光が、リーダー的存在の嶺亜を呼んでくる。
「嶺亜ーッ！龍斗達からの餞別ー！」
「はいはい、ちょっと待って、」
店の表に立っていた嶺亜が店を一旦閉めて裏にやってきた。
「いつもごめんね？わざわざ持ってきてもらって。でもこんなに要らないよ。大丈夫。」
ちょっとだけ取り出して袋を押し戻してくる嶺亜と、更に押し返す涼。
「いやいや、貰って？結構身体張らせちゃってるし」
「いや、それも俺たちの仕事だから。大丈夫。」
「でも、仕事ならそれに見合う報酬が必要でしょ？」
にっこり笑って袋を渡すと、手を後ろで組んで返品は受け付けません！と言い放つ涼。
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mikimouse113(プロフ) - みてます！続きがとても気になりますので、更新お願いします！ (8月2日 20時) (
レス) @page35 id: f361a4a466 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 見てます！お気に入り登録してて、通知きたのでやったー！ってなりました笑。楽しみにしているので、頑張ってください！ (2022年1月30日 18時) (レス) id: 883434db0a (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - 続きが気になるのでこれからも続けて欲しいです。 (2022年1月30日 15時) (レス) @page35 id: 8ba7a3616d (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - MHJSさん» ありがとございます！もう少しで夏休みなのでそのころには書けると思います… (2020年8月5日 20時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
MHJS(プロフ) - めっちゃ続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2020年8月4日 20時) (レス) id: b282a5f7e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青翠 | 作成日時：2018年9月24日 8時
