ミッション ページ3
飛貴side
「掲示板にこんなのがあって。2人にぴったりじゃない？」
普通の能力者向けにミッションが書かれている掲示板を龍我と2人で見に行っていた雄登がミッションが書かれた紙をポイっと投げてくる。
「ん？、2人って？」
「優斗くんとお前。戦う系の能力じゃない2人だし、身バレも少ないでしょ？」
そのミッションの内容は、財閥の御曹司を助け出すことだった。
普通の能力者に非能力者の御曹司が連れ去られ、政府はアテにならないから助け出せる人をあの掲示板で募集していたらしい。
「でも瞳の能力者がいることバレたらいけないっしょ？」
「蒼弥くんたちが作ってくれた薬使えばいいじゃん。2人なら1日で十分でしょ？」
「まー、それもそっか！じゃあ今から行こっかなぁ」
「え、今から！？わざわざ？」
別に明日でよくないっ！？って雄登は驚いてるけど暇だし別に今日で大丈夫。
「優斗くーん！一緒に行こー？」
「え？どこに？」
さっきまで寝ていたボサボサの髪の優斗くんに声をかけるとぽかんとした顔で聞かれる。
「ミッション。2人で行こうよ」
「おー！いいな、ひさびさ！ちょい待ちー、着替えてくるから」
ノロノロと着替えに行く優斗くんを見送りながら蒼弥くんたちが作ってくれた薬を手に取る。
「ていうか、連れ去られた場所の目星は付いてるの？」
「さあ？知らないけど」
「うぇぇ、困るわー、どうしよ」
御曹司の匂いが付いた服は借りてきたけど。と服を渡される。
「いやいや、犬じゃないし、…、あ！涼くんがいるじゃん！」
庭で野生動物たちと戯れている涼くんに服を渡す。
「？、なにこれ」
「五感を敏感にできるでしょ、涼くん。匂い嗅いで突き止めてよ〜そいつの場所」
「うええ、匂いキツそーこれ。、分かったけど、」
神経を集中させて匂いを嗅いだ後服を投げ捨てる涼くん。
「くっっさ！！なにこれ！脂臭が凄いんだけど！？誰の！？」
「俺と優斗くんが救出しないといけない御曹司の。」
「御曹司！？こいつ絶対脂でベッタベタのおっさんだって！」
場所は突き止めたけどさ、と地図に丸印を付ける涼くん。
「コイツがいるのはココ。優斗も近くには行ったことあるだろうからたどり着くのはたぶん簡単だと思うよ」
それどっかに捨てて！と顔を顰めて羽で飛び去る涼くん。
「ありがとねー！」
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mikimouse113(プロフ) - みてます！続きがとても気になりますので、更新お願いします！ (8月2日 20時) (
レス) @page35 id: f361a4a466 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 見てます！お気に入り登録してて、通知きたのでやったー！ってなりました笑。楽しみにしているので、頑張ってください！ (2022年1月30日 18時) (レス) id: 883434db0a (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - 続きが気になるのでこれからも続けて欲しいです。 (2022年1月30日 15時) (レス) @page35 id: 8ba7a3616d (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - MHJSさん» ありがとございます！もう少しで夏休みなのでそのころには書けると思います… (2020年8月5日 20時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
MHJS(プロフ) - めっちゃ続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2020年8月4日 20時) (レス) id: b282a5f7e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青翠 | 作成日時：2018年9月24日 8時
