男 ページ14
瑞稀side
この前出会った『けい』と『ゆうや』という男について調べることにした。
って言っても、情報屋のみんなに調べてもらうんだけどさ。
優斗と涼にバレたら俺が送って行くとか言いだしかねないから、家の中をそっと移動する。
体を休ませろって言うのに聞かないから、あの二人。
「大昇、俺情報屋のみんなのとこ行って来るから」
リビングにいた大昇と龍我にコソッと言うと、俺たちも付いていく！と言って聞かない二人。
「…龍我はだめ。あんなことがあったばっかりなんだから。」
「えぇ〜、俺も行きたいぃ、」
「だめです！涼と優斗と一緒に大人しくしてて！」
ブスッとしている龍我が文句を言っているのを見て見ぬふりして、家を出る。
正直俺たちは歩くしか選択肢がないから時間がかかるけど、普通の人はいつもそうなんだから、文句は言ってられない。
「瑞稀くん、あいつら本当になんなのかな？」
歩きながら、首をかしげる大昇。
「うーん、でも、『ゆうや』って呼ばれた方の男は、好戦的ではなかったよな、謝ってたし。」
「『けい』って男も政府だと思って襲ったってことは、俺たちだから襲ったわけじゃないんだよね？やっぱり敵じゃないのかな、」
二人で色々な考察をしたけど、答えにたどり着くことはできなかった。
「こんにちはー、」
「度々ごめんねー？」
店に入って様子を伺うと、パタパタと走って来る玲央と克樹。
「聞いたよ、龍我と飛貴のこと！」
「あの後も大丈夫だったの？」
心配そうに聞いてくれる二人。
「うん、大丈夫だよ！二人とも元気だし！」
「今日は、そのときに会った男二人について知りたくて来たんだけど…」
「分かった！、じゃあ俺の出番だよね」
紙とペンを取り出す克樹。克樹の能力はカルテに名前を書いた相手の情報を知ることができる能力。
同姓同名の人が全員浮かび上がるから、その中から更に絞って探さなきゃいけないんだけど(笑)
「名前は？」
「『けい』と『ゆうや』って言ってた」
「オッケー、うわ、めっちゃ出てくるー」
「絞り込もう！年齢は？」
「え、うーん、二十代後半くらいかなぁ」
カルテに記入すると一気に減る候補。
「あ、瞳の能力者！『けい』が青で『ゆうや』が紫の瞳！」
「そっか！それで結構絞り込めるんじゃない？」
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mikimouse113(プロフ) - みてます！続きがとても気になりますので、更新お願いします！ (8月2日 20時) (
レス) @page35 id: f361a4a466 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 見てます！お気に入り登録してて、通知きたのでやったー！ってなりました笑。楽しみにしているので、頑張ってください！ (2022年1月30日 18時) (レス) id: 883434db0a (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - 続きが気になるのでこれからも続けて欲しいです。 (2022年1月30日 15時) (レス) @page35 id: 8ba7a3616d (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - MHJSさん» ありがとございます！もう少しで夏休みなのでそのころには書けると思います… (2020年8月5日 20時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
MHJS(プロフ) - めっちゃ続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2020年8月4日 20時) (レス) id: b282a5f7e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青翠 | 作成日時：2018年9月24日 8時
