役割 ページ2
直樹side
俺の能力は傷を治すことができるから、俺は戦うメンバーに入ることが多い。
でも、俺は血が得意じゃなくて。
昔は見るだけでも嫌だった。
能力に気がついたのはもう既に施設に入って5年経った日だった。
その時から後ろをちょこちょこと付いてきてくれていた一世が怪我をして、それを治した時。
自分でもびっくりしたけれど、一世の傷を治せたということと自分もちゃんと能力があったんだという安堵でいっぱいになった。
あの時は一世の傷を治すことに夢中だったなぁ。
「、…くん、直樹くん！」
「ほぇ、？」
「ほぇ、じゃないよ！さっきからどうしたの？」
怪訝そうな顔をした一世に見つめられ、ごめんごめん、と謝る。
そうだそうだ、今は戦ってる最中なんだった。
「俺、向こうに加勢してくるけど、危なくなったら呼んでね？」
心配そうな一世を送り出す。
俺は敵が攻撃して味方が怪我をするまで仕事はないからいつも木の陰に隠れてるんだ。
俺の能力が必要にならないことが一番なんだけどね。
「蒼弥くん、うしろっ！優斗くん、危ないっ！」
時々応援したり敵の場所を教えたりしながら見学していると後ろに気配を感じた。
「よぉ、お前、弱そうだな」
瞳の宝石を加工した腕輪をはめた男が首を絞めてくる。
「う、ぐぅ、」
「ハハッ、能力が無くても倒せるぞ！」
それはどうかな？
薄れていきそうな意識の中、男の股間を全力で蹴り上げて、倒れた男の喉を上から踏み潰す。
「おゔっ！？」
「けほ、もう、喉痛いじゃないですかー」
「直樹くーん？どこー？終わったよー！」
あんまり殺しはしたくないから、死にかけの男を放置してみんなの所に走り寄る。
「はーい！」
「直樹、何かあった？」
「ん？なんにもないよ！早く帰ろー！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なあくんは何だかんだ心がしっかりしていそう。
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mikimouse113(プロフ) - みてます！続きがとても気になりますので、更新お願いします！ (8月2日 20時) (
レス) @page35 id: f361a4a466 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 見てます！お気に入り登録してて、通知きたのでやったー！ってなりました笑。楽しみにしているので、頑張ってください！ (2022年1月30日 18時) (レス) id: 883434db0a (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - 続きが気になるのでこれからも続けて欲しいです。 (2022年1月30日 15時) (レス) @page35 id: 8ba7a3616d (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - MHJSさん» ありがとございます！もう少しで夏休みなのでそのころには書けると思います… (2020年8月5日 20時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
MHJS(プロフ) - めっちゃ続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2020年8月4日 20時) (レス) id: b282a5f7e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青翠 | 作成日時：2018年9月24日 8時
