月日［みずはし］ ページ27
・一般人
・涼くんのみ女の子
涼side
私のクラス、何組だろう。
貼り出された紙を見ようと背伸びすると、人波に流されてバランスを崩す。
痛い…、なんでみんなそんなに急いで見るんだよ…。
心の中で文句を言っていると、後ろから声をかけられる。
「後ろ、跳ねてる」
「え…？」
かけられた声に振り向くと、男子の手が髪に触れて整えられる。
「みずき、」
「おはよ、はしもっちゃん」
今日入学式なのに寝坊したんでしょ。と核心をついてくる幼馴染。
話すのなんてかなり久しぶりなのに、なんら変わらない笑顔を向けてくる。
「…みずきが、話しかけるなって言ったくせに」
「はぁ？、何年前の話してんの？」
「3年前だよ！中学入ったときに恥ずいから話しかけるなって言ったじゃん」
怒りながら言うと、高校生になったんだからいいんだよ。なんて訳のわからないことを言ってくる。
「意味わかんない…」
「ほら、行くよ」
少し雑に腕を引かれて歩き出す。
「ちょ、みずき。私まだクラス見てない、」
「同じクラスだよ、４組」
同じクラスの中に私を見つけて声をかけたくなったのかと思うと可愛くて、笑みがこぼれる。
「そっか。一年間よろしくね、みずき」
「、おう」
おう、なんて言っちゃって。背伸びしてるなぁと笑うとほっぺを引っ張られる。
「い、いひゃい！」
「なんかバカにしたでしょ！」
「エ、エスパー？エスパーmizuなの？」
「エスパーmizuってなんだよバーカ」
ケラケラ笑っている瑞稀の髪に桜の花びらが付いていて、手を伸ばす。
「みずき、花びらついてる」
髪に触れて取ると、瑞稀の顔が真っ赤になっていて。
「ん？どうした？」
「な、んでもない」
「なんだよ、みじゅき〜」
「うるさいバカ！」
「ゔ、バカっていいすぎ！」
顔が前よりも凛々しくなったな、って思ったなんて絶対に言ってやらないんだから。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
入学式終わりのテンションで書きました〜、涼くんならすぐ友達できるんだろうなぁ
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青翠(プロフ) - 作間ななこさん» もちろんです！ぜひリクエストしてください！！ (2019年5月5日 12時) (
レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
作間ななこ(プロフ) - うきはし最高でした！これからもリクエストさせてください(^^) (2019年5月5日 10時) (レス) id: 012e34ef65 (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - パセリまみれさん» いえいえ、こんなので申し訳ないです…。こちらこそこれからもよろしくお願いします！！ (2019年5月2日 12時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
パセリまみれ - リクエストに答えていただきありがとうございました！凄く良かったです。これからも頑張って下さい！ (2019年5月2日 12時) (レス) id: 616f1bf3a4 (このIDを非表示/違反報告)
青翠(プロフ) - Myuuたんさん» リクエストありがとうございます！承りました！！ (2019年4月30日 14時) (レス) id: aaa39c0267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青翠 | 作成日時：2019年3月21日 15時
