知らず知らずの… ページ7
あれから、皆がお風呂に入りおわり、寝床を作ってやった。
蛍丸君は、直ぐに眠ってしまった。
そして、今聞こえるのは虫の声と寝息
皆、寝静まってるけど…
次「ねえ〜…A…今、思い出してんだけど、紫の秋桜の花言葉、乙女の情熱だったわね」
貴「え、まじ？」
次「ええ。まじよ。知らなかったの？」
貴「知ってるわけねぇだろ。この俺だぜ？」
次「そうだったわね」
実は、あれから俺と次郎は縁側で星を眺めてます。
そして、たった今俺が次郎姐と加州に送った秋桜の花言葉を聞かされ、正直驚いてます
貴「てか、次郎姐、重いぞ…なんで抱きついてんだよ…」
しかも、次郎姐が抱きついて来てます
次「別に、良いじゃねぇか。Aを前にすると、どうも俺に戻っちまうしな」
貴「う…ちょっと…なんだよ急に」
行きなり次郎に戻るからびっくりしちまって、それに次郎の聞き慣れ無い低めの声に何故か熱がこもる。
なんなんだ…これ。
なんなんだよ！心臓が煩い！
次「なあ、あの秋桜の意味、そういう意味で取って良いか？」
どんどんと迫ってくる次郎のスッピン顔
髪も下ろしてて、俺の頬に掛かる次郎の髪
貴「え、ちょ、待て…！早まるな…！俺は、俺は！」
キスをされるんじゃないかと、体に力を入れる
蛍「…A…廁って、どこ…漏れちゃう…」
後数�僂房］困�迫ってきていた時だった、行きなり寝ぼけ眼を擦りながら蛍丸が歩いてきた。
貴「あ、おう。一緒に行こうな！もうちょっとだけ、我慢してくれ！」
これ幸いと次郎をはがし、蛍丸をトイレに連れていく
蛍丸をトイレの個室に入らせ、外で待っていた
それでも、まだ心臓はドクドクと早く打つ、頬は相変わらず火照ってる
あ、もう…なんだよ。これ…
本当にどうしちまったんだ…
俺が、俺が
・
・
・
・
恋しちまうなんて…
本当に、あり得ねぇ
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初桜 - はじめまして！この作品とても面白いで！！次郎太刀押しだったのでこの作品に出会えて良かったです。更新楽しみにしてます。 (2016年2月19日 16時) (
レス) id: 3f8854c3dd (このIDを非表示/違反報告)
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