131話 部屋の中〜バーボンside〜 ページ8
バーボン「なっ!!?……ブラッディ?」
スティンガー「あぁ、違う違う♪ブラッディじゃなくてブラッディの兄弟♪ボクの玩具」
確かに良く見るとブラッディとは違い珍しい赤色の瞳をしている
彼はポアロに来たことがある、お客さん……一般人のはずだが……
スティンガー「それじゃ、後はごユックリ♪好きにして良いからさ♪」パタン
そう言って部屋を出ていくスティンガー
『好きにして良い』とはおそらく……
バーボン(援助交際……か)ハァー
力なくベットに横たわっている体
シーツの隙間から見える白い体には赤い痕や青紫色の痕が残っている
珍しい赤い瞳にはポアロに来たときと違って光が無く、まるで死んでいる様だった
バーボン「……」スッ
琴音「……」ビクッ!!
もう少し傷の具合を見ようと手を伸ばしシーツを取ろうとすれば強張る体
バーボン「安心して下さい、傷を見だけですから」
なるべく優しい声色で話すも更に体を小さく縮めるだけだった
バーボン(う〜ん……どうしたら良いか……)ウーン
琴音「……ん」ボソッ
バーボン「……えっ?」
琴音「…ぁ……む、ろ……さん…た…けて」カタカタ
震えながら蚊の鳴くような声で確かに言っていた
『安室さん助けて』と
132話 大丈夫だから…〜安室side〜※エロ系注意→←130話 お礼〜バーボンside〜
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タンゴ(プロフ) - 和音りぃあさん» 『面白い』と言って頂きありがとうございます!!気紛れ更新になりますがこれからもよろしくお願い致します!! (2017年5月22日 20時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
和音りぃあ(プロフ) - 面白い...!いつも楽しみにさせてもらってます♪更新頑張ってください(゜∇^d)!! (2017年5月22日 20時) (レス) id: 3b408c28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タンゴ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年2月3日 20時