165話 ドアが開かれ〜コナンside〜 ページ42
コナン「伊月さん!!」
スティンガーに詰め寄った伊月さんには拳銃が突きつけられている
俺はすかさず麻酔銃に手をかけた
……が、スティンガーの立ち位置は丁度背の高い伊月さんの真っ正面……自分からだと重なってしまっている
コナン(クソッ……)
スティンガー「あぁ、動かないでね二人とも。撃っちゃうよ？」ﾆﾀｯ
先手を打たれてしまい動こうにも動けない……
背中に嫌な汗が伝う
こうしている間にも琴音さんが危機に晒されている筈だ……
コナン(考えろ!!何か……何か打開策があるはずだ!!)
カタン
コナン「ッ!!?」
物音がして後ろを振り向く
そこには眼帯を着けた少年……琴音さんの弟、リョウさんが立っていた
スティンガー「あぁ、リョウちゃん遅かったね？手間取っちゃった？」
リョウ「……」ｺｸｯ
スティンガー「アハッ♪ざ〜んねんでした、アレ死んじゃったみたい♪」
伊月「嘘……だろ？……」ｻｧｱ
スティンガー「嘘じゃないよ♪リョウちゃんおいで〜？」ﾆｺﾆｺ
リョウ「……」ｽﾀｽﾀ
目の前をリョウさんが通る
微かに硝煙の香りがした……
スティンガー「チャント殺せた？」
リョウ「……」ｺｸｯ
スティンガー「偉いね〜、後でご褒美アゲル♪じゃあ次は……」
スティンガーは不気味な笑みを顔に張り付け、持っていた拳銃をリョウさんに手渡す
スティンガー「今度は彼を殺してね？……どう？愛しいモノにソックリな人に殺される気分は？」ﾆｺﾆｺ
コナン「止めろ!!!」
スティンガー「安心しなよ、君達もチャンと殺してアゲルからさ」
リョウ「……」ｶﾁｬ
伊月「……ッ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
拳銃が伊月さんに向けられる
リョウさんは無言で引き金に手をかけた
……パァン!!!
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タンゴ(プロフ) - 和音りぃあさん» 『面白い』と言って頂きありがとうございます!!気紛れ更新になりますがこれからもよろしくお願い致します!! (2017年5月22日 20時) (
レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
和音りぃあ(プロフ) - 面白い...!いつも楽しみにさせてもらってます♪更新頑張ってください(゜∇^d)!! (2017年5月22日 20時) (レス) id: 3b408c28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タンゴ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2017年2月3日 20時
