チートだったの忘れてた ページ4
んーと。
どちら様?と思いながら。扉の穴を覗く。
竜「兄ちゃん、ここボロすぎね?」
蘭「だな。こんなとこ住んでる貧乏人が今日から妹とか萎える。」
『!?』
本物だ。
間違いない。
ピンポーンピンポーンピンポーン
チャイムが連続してなり、ドアを乱暴にたたかれる。
竜「いないんじゃない?」
蘭「いや、あのババアいるって言ってたじゃん。」
あんのくそババア・・。要らんことしやがって。
蘭「ねぇねぇいるんだったら出てきてよ〜。
今ならまだ何もしないからさぁww」
ドアを叩く力が強くなる。
ゲホッゴホッ
あぁ最悪、このタイミングでか・・・。
竜「兄ちゃん、これタックルして破る?」
『!?そ、そんなことしなくても開けるので、少し待っててください!!』
蘭「なんだいるじゃーんww」
私は急いで薬を飲んでドアを開ける。
『す、すみません。おまたせさせてしまっtウワッ!!』
いきなり灰谷兄の方にぶつかる。
蘭「案外かわいいじゃんw」
竜「確かに。名前は?」
『えっと・・・』
ドゴッ
『!?』
答えようとするといきなり兄の方に腹を殴られる。
蘭「おそーいww速く答えてよwノロマ♡」
竜「ちょっと兄ちゃんやりすぎwで、名前は?」
『高瀬エミです。』
蘭「そっかエミかぁwオレは蘭、」
竜「オレは竜胆だ。」
『蘭さんと竜胆さん、ですか。』
バキッ
今度は竜胆さんに殴られる。
『え、私なんかしました?』
ドカッ
そう聞くと蘭さんに勢い良く蹴られた。
蘭「口の聞き方に気をつけろよ?ブスw」
え、ついさっき可愛いって言っとらんかった???
『あ、すみません。』
バシッ
竜胆「!?」
竜胆さんが仕掛けたタックルを私は片手で止めた。
『あの…そろそろこの茶番めんどくさいんで帰れください。w』
そう言って私は勢い良く竜胆さんを持ち上げ、蘭さんに投げつけ、ドアを閉めた。
結構ビビったけどそういえば私チートだったの忘れてたわw
そして私は愉快に荷造りを始めた
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カニ味噌汁(プロフ) - 通りすがりさん» 似たような作品があるんですか!?それはすみません。私は普通に灰谷兄弟に殴られたい、愛されたい、罵倒されたい。この三つを融合した自己満小説を書いただけなのでパクリではないです。不快にさせてしまってすみません。良ければその作品名を教えていただけませんか? (2021年9月25日 12時) (レス) id: 22e77b7184 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - すでに完結済みで、親子再婚で灰谷兄弟の義理の妹なって愛情表現の1つでよく殴られてる話の小説がありますが、随分と似ていますがパクリではないですか? (2021年9月22日 22時) (レス) @page4 id: 620b198100 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カニ味噌汁 | 作成日時:2021年9月7日 20時