【鬼滅の刃】雪柱さんの我慢事《弐》【冨岡義勇】

82話 ページ39

炭治郎side




__「謝らないでお兄ちゃん。どうしていつも謝るの？貧しかったら不幸なの？綺麗な着物が着れなかったら可哀想なの？

そんなに誰かのせいにしたいの？お父さんが病気で死んだのも悪いことみたい

精一杯頑張っても駄目だったんだから仕方ないじゃない。人間なんだから誰でも…何でも思いどうりにはならないわ」



目の前にいる人間だった頃の禰豆子。結んでいた髪が解けていき鬼の姿になった



「幸せかどうかは自分で決める。大切なのは今なんだよ。前を向こう。一緒に頑張ろうよ。戦おう

謝ったりしないで。お兄ちゃんならわかってよ。私の気持ちをわかってよ」



ハッ…



昔の夢…？ここはどこだ。



何が起きたんだっけ




傷だらけで重たい体を上げた




妓夫太郎「何だお前まだ生きてんのか。運の良い奴だな」




目の前に鬼が現れた。上弦の陸。




そうだ、伊之助と合流しようと鯉夏さんの元を後にした時、鬼の匂いが濃くなって、それで…鯉夏さんのとこへ戻れば上弦の鬼がいて…


禰豆子が暴走して…それで……
女性の鬼から男性の鬼がでてきて……


……そうだ、みんな！！善逸、伊之助、宇髄さん！



妓夫太郎「可哀想になぁ。お前以外のやつは皆もう駄目だろうしなあ

猪は心臓を一突き。

黄色い頭は瓦礫に押しつぶされて苦しんでるから死ぬまで放置するぜ。虫みたいにモゾモゾしてみっともねえよなあ。

柱も弱かったなあ、威勢がいいだけで。毒にやられて心臓も止まって死んじまった。お陀仏だ。


みっともねえなあ、みっともねえなあ。お前ら本当にみっともねえなあ

特にお前は格別だ


お前の背負ってる箱からはみ出してるのほ血縁だな？わかるぜ、鬼になってても血が近いのは。そりゃあ姉か？妹か？」




いつまで喋ってるんだ……？なんで俺を殺さない？



。

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