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88話 ページ46

貴女side



A「しまった。癒されてる場合じゃなかった……」




仲間の安否が確認できていないのに私ってば…





禰豆子ちゃんの頭を撫でていた手をとめ、炭治郎くんに向き合った





A「炭治郎くん、禰豆子ちゃん。あなたたちは善逸くんと伊之助くんの安否を確認してきて頂戴
私は宇髄さんを探す」





炭治郎「わかりました。行こう禰豆子」





炭治郎くんが体をあげればその場で崩れた





炭治郎「体が……」





禰豆子「む!」






心配するまもなく禰豆子ちゃんが炭治郎くんを背負っててけてけと走っていった





二人を見送ったあと瓦礫の上を走った






A「宇髄さーん!!!いたら返事して!合図でもなんでもいいから!!」







須磨「いやぁぁぁぁ死なないでぇ!!死なないでくださぁあい天元様ァ〜!!!」





……いたわ。しかも返事したの須磨さん。これ返事じゃないか





宇髄さんたちの元へ駆け寄った






宇髄さんは鬼の毒で衰弱していた







……なんで私は平気なんだろう







A「須磨さん、まきをさん、雛鶴さん!」






須磨「Aさん!天元様が、天元様がぁー!!せっかく生き残ったのに!せっかく勝ったのに!!

鬼の毒なんてどうしたらいいんですか!解毒薬が効かないよお!!」






A「宇髄さん……」






宇髄「Aか……お前、なんでピンピンしてんだよ……」




薄ら笑を零してこっちを見つめてくる宇髄さんを見て胸がぎゅっと締め付けられた




こんなに衰弱してちゃ、私には何もできない…





けど、宇髄さんの前で悲しい顔したら怒られちゃう





A「私にもわからない。わかってたらとっくに宇髄さんにやってるよ」





無理にでも笑うんだ






宇髄さんはふっと笑った





宇髄「最後に言い残すことがある…俺は今までの人生…」







須磨「天元様死なせたらあたしもう神様に手を合わせません!」






A「え、ちょ須磨さん。宇髄さんなんか言おうと……」






須磨「絶対に許さないですからぁぁ!!!」






叫びまくる須磨さんにまきをさんはブチ切れ須磨さんの口に石を詰めだした







A「……えぇ……?」







わいわいがやがや。その場にふさわしくない雰囲気が漂った時だった





雛鶴さんの横からひょこっと禰豆子ちゃんが現れた






手が宇髄さんに触れた。






瞬間






宇髄さんは炎に包まれた

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朱槻(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» ご丁寧にありがとうございます!!!楽しんでもらえて何よりです!!! (2019年11月24日 15時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 朱槻さん» いつも楽しく読ませて貰ってます!ななふといいます!夢主ちゃんかっこよ…キラキラ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
朱槻(プロフ) - もっささん» ありがとうございます!!励みになりますっっっ!!!頑張ります!!!!!!!! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです!!続き、楽しみにしてます! (2019年10月14日 16時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹ノ原 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年10月2日 21時

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