深澤さん家。03

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カートを押してくれる2人の後ろを
見守りながら着いていく

『今日夜のご飯何食べる〜？』

「ん〜グミ！」

『グミはご飯じゃありません』

「むぅ…」

ほっぺを膨らませて拗ねても
可愛いだけなので効果はありませーん(笑)

『涼太は？』

涼「ん〜そーめん！」

『あ、いいじゃん！暑いし！』

さすが涼太、天才だ。

涼「おだしにこおりいれてつめたくする！」

『そうしよう！
あとだし巻き玉子とかぼちゃでも煮ようか！』

涼「うん！」

『翔太は？そうめんでいい？』

「ん〜グミ！そーめんもたべる！」

グミはやめたくないみたい(笑)

『ん〜じゃあグミは明日のおやつね？』

「うん！」

と目をキラキラさせてお買い物再開。

涼「ふっかえびさんは〜？」

『涼太エビ食べたいの？』

涼「たべる！」

『よし！そうめんに乗っけちゃおう！』

「しょーた2個！」

『2個も食べるの！？』

翔太が自分から食べると言ってきたことに
驚いて思わず聞き返しちゃった(笑)

「たべる！」

『了解！』

きっと涼太に影響されたな(笑)

『最後はお菓子コーナーです。』

《はい！》

『1人2つ！2人で分けっこすること！』

《はい！》

「りょーたいこ！」

2人で手を繋いでお菓子選び

涼「しょーたぐみでしょ？」

「ん〜でもりょーたとわけっこだから…」

と2人でお悩み中だからちょっと助けてあげよ

『翔太？涼太？パパがグミ買ってあげるから
翔太と涼太は好きなの2つ選びな？』

涼「いいの？」

「おやくそく…」

『パパが買って翔太と涼太にわけっこするんだから
翔太と涼太はお約束破ってないよ？』

「しょーた2こかう！」

涼「りょーたも！」

『ゆっくり選びな？』

《うん！》

いつもお兄ちゃんを頑張る2人だから
たまには甘やかしてやろう。

「パパ！しょーたとっぽとぽてち！」

涼「りょーたおっととときのこちょこ！」

『おっとっと美味しいよね、ふっかもそれ好き！』

たまに出る涼太の舌っ足らずなところ
おっととってふらついてるじゃん(笑)
かぁいいなぁ…(笑)

『よし！レジへ出発！』

《れっつごー！》

2人でカートを押してもらい
後ろをついてレジへ

《お姉さんおねがいします！》

無事にお会計を終えて

『ありがとうございます！』

《お姉さんありがと！》

店「こちらこそ、また来てね！」

《うん！》

ちゃんとありがとうも言えた

『2人ともお願いしますとありがとう
ちゃんと言えて偉かったな？』

と頭を撫でてやる

《へへへ〜♡》

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