Lucky girl！！-Kento.N-

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翌日。

大学が終わっていつも通り、璃杏、結、萌歌と帰ろうとして、大学の敷地内を歩いて校門に向かって見えたのが見覚えのある車。

…

え？？あの車…


璃杏「Aどうしたの？」

「あっ、なんでもない！」


健人には大学を明かしてないから知らないはず。
でも、あれは、健人の車…？


すると運転席の窓が空いて


健人「A！」

えっえっえっやっぱ健人！？てかなにしてんの！？


結「えっ！誰！！」

萌歌「彼氏！？」

璃杏「めっちゃイケメンじゃん…」


サングラスかけて、キャップを深めに被ってるけど！？バレるよ！？


璃杏「彼氏いたの！？ねぇ〜ずるい！」

結「あ〜健人くんは健人くんで、ちゃんとリア充してるとかー」

萌歌「まじかよ〜」

「ごめん笑迎えに来るなんて言ってなかったのに〜…帰るね！バイバーイ」

璃杏「じゃーねー！」


もう！ほんとに何してるの！？てか大学何で知ってるの！？まだ公開してないのに！



…その頃の璃杏、結、萌歌

璃杏「マジイケメンじゃなかった？」
結「いや、それ。」
萌歌「てか、健人くん似のイケメンじゃなかった？」
璃杏「思った！！リアルも、ヲタクも理想通りとか」

結、璃杏、萌歌「「「羨ましすぎ」」」


………


車まで走って、助手席のドアを開けると
「来ちゃった？てへ？」
みたいな健人がハンドルに手をかけて運転席に座ってる。

なにしてるのよ…まじで…


健人「Aがまさか俺の後輩だったなんて〜」


そこ！そこだよ！


「ねえ、私言ってないよね？なんで大学わかったの？」

健人「こーれ」


健人の手にあったのは

「あっ！学生証！」

まさか、そんなもの置きっぱなしだったなんて
にしても、学校に来るなんて！


「みんなジャニオタなんだよ！？バレるじゃん！？」

健人「あはっ！でもどうせ言うじゃん？」

「そ、それはそうだけど…」

健人「じゃあ、大丈夫笑笑」

「もう！」

健人「そうそう、昨日会わせたい人がいるって言ったじゃん？」

「あ、うん。」

健人「このまま行ってもいい？」

「あ、それで来てくれたの？」

健人「まぁね」

「…ありがとう」

健人「いーえ！」


本当は現地で待ち合わせ。
場所も伝えてもらってたし、でも、
ちょっと遠くて、電車乗り継がなきゃ行けなかったから迎えにきてくれたのはすっごい嬉しかった。


健人「じゃ、しゅっぱーつ」

誰に会うんだろ？

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