Suffer in love

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A side




亮「Aちゃんさ、少し休憩しなよ
THE RAMPAGEさんのとこ行っておいで？」


亮さんが突然そんなことを言い出した

『え、でもまだ洗い終わってないですよ』


亮「そんなの俺がやるって！
さっき健太から言われてさー、Aちゃんそろそろこっちにくださいって笑」


... 神谷め、

あの変人さんだから多分よくわかんないこと考えてるんだろうなぁ、なんて思いながら



少しだけ休憩、としてTHE RAMPAGEさんのところへ足を向けた






健太「お！やっと来た〜」


『うわ、酔いすぎですよ』


健太「いいから〜、ね、自己紹介させてくださいってさ、みんなのこと覚えてね〜」



16人を？一瞬で？

そんなの出来るわけないでしょ、なんて言う隙なんて無しに1人ずつ自己紹介が始まった




陣「えー、リーダーの陣です！」


「馬って覚えてなー」


陣さんが名前を言ったあとに聞こえてきた声
関西の方多い？


陣「おい壱馬！笑

まぁ、よく馬に似てると言われるんで馬で覚えてもらっても構いません 笑」



... 確かに馬かも、


そこから1人ずつ順番に自己紹介してもらって
なんとなくだけど名前と顔は一致できそう


『わざわざ自己紹介ありがとうございます！
頑張って覚えますね！笑』



LIKIYA「明日もリハあるし、そろそろ帰るか」


明日もお仕事あるなんて、
やっぱりアーティストさんはすごいなぁ


健太「え〜」


皆さん帰る準備をしてるのに1人だけ動かない人


『健太くんも帰ってください。』


健太「え なんかAちゃん俺に当たり強くない？」


陣「ほんまに仲ええんやな〜笑
いつも健太がお世話なってます 笑」


ほんとお世話しすぎてます



健太「じゃあAちゃんありがとう〜

また来れる日来るね！」


『どうせ3日以内には来ますよね知ってますよ』


健太「なんだAちゃん、けんたのことよくわかってるじゃん！」



そんなやり取りを見ていたメンバーさんが笑い始めた

もう、ほんと恥ずかしい
健太くんのせいだ








その時、また 目が合った


なんでだろう、引き込まれていく




さっきの 赤髪のひと





名前 ...



そうだ、 吉野北人 さん

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