【2j3j】掴めない星【hsrb】 (ページ5)

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耳元で話す彼は、イケメン・いい声・いい匂いのモテ3点セット。

普通の女の子だったら顔を真っ赤にして照れるところだろう。

でも案外私は少し違ったりする。
理由は簡単、兄が家にイケメン系の友達を連れてきてよく話したりしていた。
だから多少ドキドキしても表に出すことはほぼほぼ無い。

なんの反応も示さずにいる私に驚いたのか彼は席に座ってしまった。

彼に向かってドヤ顔をしてやると、無反応で返された。

なんだこいつ…。

ただ、今の問題は星導君じゃなくこっちを睨む数多の目…

そう、女の子からの視線、痛いです。やめて！！

別に私は少し嫌な顔をしただけで悪いことは何もしてないですよ…！？

休み時間になると星導君の周りに女の子達が集まってきた。

私はと言うと巻き込まれることが嫌だったから隣のクラスに逃げ込んだ。

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『ねええええええええええ！！！！助けてよロウ！！』

「まぁまぁ落ち着けよドクター大丈夫だ。多分な。」

『意味分かんない！なんなのあのクラス！！B組が良かったんだけど！？』

「でもAのことだからどうせ仲良くなれるだろ、
持ち前のアホっぽさでw」

こいつゆるさん

『お前マジで黙ってろ。クラスに帰る！』

「ああ、ドクター行っちゃったw」

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全く…ロウも相談相手にならないし…どうすれば！！！

女子の群れにも星導君にも会いたく無いから

ひとまずトイレに授業ギリギリまで篭っておこうかな。