それは変わらず君でした3 ページ5
→Jin Side
目の前に居る彼女は俺に気づいて無いけれど
ずっと好きだったその笑顔でこう話す。
「ジンくんがすーーーー、」
もう限界だと思う前に体が勝手に動いていた
突然抱きしめられた事によって言いかけていた言葉が途絶えて、確認していないのにしっかりその腕を握ってくれた。
ジン「…本当に？」
情ねぇくらい震える手でも、しっかり彼女を抱きしめてもうこのまま離したくないと強く思う
ジン「本当にそれでいい？」
「これでいい。だから来た」
今までに無いくらいよりいっそう彼女が愛おしい
こんなにも誰かを愛したのは初めてで
誰かが言っていた「心の童 貞」とはこういう事なのかと今更思い出して笑えてくる
「ジンくん」
「ん？」
「貴方が好き」
今まで貰った言葉の中できっとこれは1番に俺の中で残るだろう
傍から見たらきっとおかしな光景だ
人混みの中でこんなに男と女が大胆に抱き合っているなんて昔の俺からしたら「ふざけんな」なんて思うけど今自分がその立場にいる
恥ずかしいとは思うけれどもう離したくない
2度と彼女を失いたくない
つもりに積もった想いが涙に変わってらしくないのに瞼に溢れる
どんな映画を見たって泣いたことは無かったのに恋愛如きにこんな泣くのは俺らしくない
だけど嬉しさと、愛おしさと、彼女への想いが全て涙に変わって時折口に入って来てしょっぱい
「俺も、貴方が好き。大好き」
ーー例えば？なんて聞かれたら何も答えられない
ーーー君の全てが好きだから。
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れんげ(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» またも忘れていました…ありがとうございます！！ (2017年9月25日 21時) (
レス) id: c5531a8d63 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのお節介。 - オリジナルフラグ、外し忘れではありませんか？(^_^;) (2017年9月25日 4時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんげ | 作成日時：2017年9月22日 17時
