本当に言えない事は胸の奥に ページ39
→Jin side
次の日貴方が休みだということに甘えて、彼女の家に今晩は泊まることにした。
お風呂を済ませ2人でYouTubeを見ながらあれやこれやと言っているうちに先にベッドに入った彼女はもう隣で寝息をたてていた
静かに眠るその寝顔も愛おしくてたまらない
そっと髪を撫でると彼女が使ってるシャンプーの匂いがした
あくびをしてツイッターを適当に見ながらそろそろ寝ようかと思った時だった
彼女の携帯画面が光って、ラインの通知がきたみたいだ
ーーーちらっと目線を合わせれば
まさかとは思うが信じ難い名前が現れる
マホト話がしたい。
通知画面でも分かるその内容に嫌気がさした
同時に次々と俺の中で疑問の言葉が思い浮かぶ
どうして今更?
アイツは何がしたいんだ?
聞きたいけれど聞きたくない。
そんな有耶無耶な感情が駆け巡る
怖くなって寝ている彼女の手を握ると暖かい体温が伝わってきた
彼女はここにいる。俺のそばにいる
そう確かめたくて強く強く握った
ーーー
ーー
あのまま休日の彼女とブラブラ出かけて家に帰宅するといつもリビングに居るはずのサグワが居なくて、マホトの姿が見えた。
マ「おかえり」
ジ「…ただいま」
一番に思い出したのが、昨晩のラインだった
マ「…なぁ」
ジ「…ん?」
マ「……今更こんなこと言ったら怒らせるって分かってる」
ジ「……。」
もう、この時点で分かりきっていた。
何を言いたいかも、彼女をどう思っているかも
マ「…貴方が好きだ」
聞きたくなかった、でも分かりきっていた事なのに
本人から聞いてしまうと、確実だと決まってしまう
ジ「お前だけには、譲れない」
負けたくない気持ちで、でも何処かで弱気になってしまうんだ。
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れんげ(プロフ) - ふうさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けると何より励みになります。是非、最後までお楽しみ頂けたら嬉しいです(*^^*)ありがとうございました! (2017年9月15日 19時) (レス) id: c5531a8d63 (このIDを非表示/違反報告)
ふう - いつも楽しみに見ています!なんだかリアルで続きがいつも気になっています。更新頑張ってくださいね(^ ^) (2017年9月15日 3時) (レス) id: 90c207956b (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - なのさん» ご報告ありがとうございます!こちらの設定ミスだったようです(;_;)変更しましたのでこれで名前設定できると思います!! (2017年8月31日 1時) (レス) id: d9d80e3184 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 名前設定したのに主人公ってなるのですが、どーしたらいーですか? (2017年8月30日 18時) (レス) id: b5e5fd56f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんげ | 作成日時:2017年8月26日 23時