彼女の魅力 ページ32
→saguwa side
珍しく用事がない日にブラブラと駅前のお店を見て回っていた
特にめぼしい物も見つからず仕方なく帰ろうとしていた所でまた貴方ちゃんと巡り会った
「よく会うね」なんて笑う彼女をまたしても食事に誘う
サ「2人で食事なんてジンくんに怒られちゃうな〜」
目を輝かせながらメニューを見る彼女の前に座るのは未だに慣れず緊張する
「え〜大丈夫でしょ。あたしがサグワくんを誘ったのって言うよ」
サ「なら安心だねw どう？ジンくんとは上手くいってる？」
「うん。高校生の頃はしょっちゅう一緒に居たから何だかタイムスリップした気分w」
サ「いいな〜。俺もリア充したい〜！w」
「サグワ君ならきっといい子が見つかるよ
今はサグワ君に合う子が現れないだけw」
サ「そうかな〜？」
「だって魅力がいっぱいあるじゃん」
サ「え〜例えば？」
「一緒に居て凄く楽しい！
実は今日仕事で失敗して絶賛落ち込んでるのにサグワくんの笑った顔見たらもう吹っ切れた！w」
サ「だからあんなに暗かったの？！」
「そうw 年下なのにあたしよりしっかりしてるし、本当に凄いなぁって思うよ。
ただ頑張りすぎて無理してないかなぁって思う」
サ「………」
思わずその言葉を聞いて何も言えなくなった
この子はどうして俺との付き合いが短いのにこんなにも俺を分かっているのだろう
ジンくんが彼女を好きになる理由も親方が彼女を好きだった理由もわかった気がする
この魅力に気づいてれば確かに俺も狙っていたと思うな
「何があったら言ってね、あたし力になるからさ」
サ「……うん、ありがとう！！ほらっ食べよ食べよ！！」
羨ましいなぁ、ジンくんは
こんなにも素敵な子が彼女だなんて、きっと人生の運を使い果たしたのだろう。なんてねw
ごめんね。
今だけは彼女の笑顔を俺だけのものにさしてよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 210人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「YouTuber」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れんげ(プロフ) - ふうさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると何より励みになります。是非、最後までお楽しみ頂けたら嬉しいです(*^^*)ありがとうございました！ (2017年9月15日 19時) (
レス) id: c5531a8d63 (このIDを非表示/違反報告)
ふう - いつも楽しみに見ています！なんだかリアルで続きがいつも気になっています。更新頑張ってくださいね(^ ^) (2017年9月15日 3時) (レス) id: 90c207956b (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - なのさん» ご報告ありがとうございます！こちらの設定ミスだったようです(；＿；)変更しましたのでこれで名前設定できると思います！！ (2017年8月31日 1時) (レス) id: d9d80e3184 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 名前設定したのに主人公ってなるのですが、どーしたらいーですか？ (2017年8月30日 18時) (レス) id: b5e5fd56f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れんげ | 作成日時：2017年8月26日 23時
